「パチンコの借金返済に窮した犯行」曽於市の7000円コンビニ強盗 27歳の男に保護観察付き猶予判決 判決理由「自首して店と示談成立」

2025/10/31 21:38
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 鹿児島県曽於市のコンビニで店員を脅し現金7000円を奪ったとして、強盗と建造物侵入の罪に問われた鹿児島市の建設作業員の男(27)の判決公判が31日、鹿児島地裁であり、松野豊裁判官は拘禁刑3年、保護観察付き執行猶予5年を言い渡した。

 判決理由で松野裁判官は「パチンコの借金返済に窮した犯行で、刑事責任を軽視できない」と指摘。一方で、「自首して店と示談が成立しており、周囲が支援を約束している」として執行猶予を付けた。

 判決などによると、7月27日午前3時20分ごろ、曽於市財部町南俣の「ローソン財部南俣店」に侵入し、カッターナイフを男性店員に示して「金を出せ」と脅し、現金7000円が入ったポーチを奪った。知人に付き添われて同日出頭した。

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