豪華すぎる陸上教室…北口榛花らJAL所属選手が奄美で地元の子どもを指導 鵜澤飛羽選手「強い意志があれば上を目指せる」

2025/11/05 17:00
投てきのトレーニングを指導する北口榛花選手(左)=奄美市名瀬の名瀬運動公園
投てきのトレーニングを指導する北口榛花選手(左)=奄美市名瀬の名瀬運動公園
 鹿児島県奄美市の名瀬運動公園陸上競技場で、オリンピックや世界陸上で活躍する日本航空(JAL)所属選手による陸上教室があった。女子やり投げでパリ五輪覇者の北口榛花(はるか)選手ら4人がコーチ役となり、競技力向上につながる助言やスポーツの楽しさを伝えた。

 日本エアコミューター(霧島市)とJALの共催で、同市での開催は4回目。10月24、25の両日にあり、地元の子どもたちを中心に、2日間で島内外から約300人が参加した。

 24日は、ウオーミングアップの後に投てきや短距離走など4チームに分かれ、競技に挑んだ。龍南中1年の山田佳蓮さんは、北口選手からハンドボールを使った投てきトレーニングを教わった。「もっと遠くに飛ばせるよう練習の参考にしたい」と話した。

 選手への質問タイムもあった。施設が整っていない地方での練習法を問われた男子短距離の鵜澤飛羽(とわ)選手は「強い意志さえあれば上を目指せる。施設がなくても、自分に合った練習方法が大事」と話した。

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