「立冬」なのに…汗ばむ夏日 キンモクセイ満開、甘い香り漂う 鹿児島市吉野の公園

2025/11/07 06:00
甘い香りを漂わせて咲くキンモクセイ=6日、鹿児島市のオアシスケア吉野公園
甘い香りを漂わせて咲くキンモクセイ=6日、鹿児島市のオアシスケア吉野公園
 7日は二十四節気の「立冬」。暦の上では冬の始まりとされるが、6日の鹿児島県内は高気圧に覆われ、33観測地点のうち鹿屋市や鹿児島市など14地点で最高気温が25度以上の夏日となった。汗ばむほどの陽気の中、鹿児島市吉野町のオアシスケア吉野公園ではオレンジ色のキンモクセイが満開となり、周辺に甘い香りを漂わせた。

 近くの大石早苗さん(58)は「今年は開花が遅かった。香りと鮮やかな色が楽しめる花。天気の良い日に来られてよかった」と笑顔を見せた。

 公園によると、今年は10月末につぼみが膨らみ、11月に入り一斉に開花した。担当者は「開花期間が短いので早めの来園をお待ちします」と呼びかけた。

 鹿児島地方気象台によると、県内は7、8日はおおむね晴れる見通し。10日まで最高気温25度前後で平年より暑い日が続く。

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