競演する角郷地区のコスモスとヒマワリ=4日、さつま町久富木
鹿児島県さつま町久富木の角郷地区で、恒例のコスモスが見頃を迎えた。5区画の計約40アールあり、4日時点で8分咲き。今季は一部でヒマワリも競演しており、田園風景と合わせて11月中旬まで楽しめる。
地元民でつくる「角郷農地・水・環境保全活動組織」が遊休地を生かした景観づくりとして、10年以上前からコスモスを植栽。久富木分団消防車庫そばの一画では、ヒマワリが夏場に花をつけた場所から再び芽を出し、9月上旬に種まきしたコスモスと同時期に咲いた。
同組織の大園良正代表(78)は「遠くに紫尾山も望め、秋の原風景が楽しめる。多くの人に見に来てほしい」と話した。