アミュ広場を華やかに彩るイルミネーション=7日、鹿児島市中央町
鹿児島市のJR鹿児島中央駅前アミュ広場で7日、恒例のイルミネーションが始まった。今年で10年目。薩摩切子がモチーフの「光の塔」を始め、18万球の光が駅を幻想的に彩る。点灯は午後5時から午前0時、来年1月12日まで。
点灯式で鹿児島出身のトランペット奏者タブゾンビさんと鹿児島高校の吹奏楽部がクリスマスソングを披露。高さ12メートルの塔や竹で編まれた球体、天井一面に広がる装飾に光がともると、歓声が上がった。光が赤や緑に変わる中、家族連れやカップルが次々と記念撮影した。
娘3人を連れて来場した鹿児島市吉野町の病院職員、緒方未希さん(37)は「光がつく瞬間を見てみたかった。まだ暖かいから実感がなかったけれど、見ると年の瀬を感じる」と話した。