職場の懇親会費の管理口座から現金22万円を不正に引き出す――20代男性職員を懲戒免職 器物損壊容疑で逮捕の職員は停職3か月 都城市

2025/11/07 21:35
 宮崎県都城市は7日、職場の懇親会費の管理口座から現金約22万円を不正に引き出したとして、こども家庭課の20代男性職員を同日付で懲戒免職にしたと発表した。

 市によると、男性は3~4月、キャッシュカードを持ち出し、同市や宮崎市のコンビニATMから8回にわたって約22万円を引き出した。うち2万5000円を引き出した窃盗の疑いで、宮崎県警に9月逮捕された。同月中に全額弁済した。

 市はまた、8月に市の出先機関に侵入し、女性職員が机に置いていたペットボトルを汚したとして、建造物侵入と器物損壊の疑いで宮崎県警に9月逮捕された道路公園課の20代男性職員についても、11月7日付で停職3カ月の懲戒処分とした。職員は依願退職した。

 池田宜永市長は「より一層の綱紀保持と服務規律の徹底を図り、市民の信頼回復に取り組む」とのコメントを出した。

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