幸せたくさん? コウノトリが一度に6羽、霧島市に飛来 日本野鳥の会「聞いたことない」

2025/11/09 06:30
田んぼで羽を休める6羽のコウノトリ=霧島市国分湊
田んぼで羽を休める6羽のコウノトリ=霧島市国分湊
 鹿児島県霧島市国分に、国の特別天然記念物コウノトリが飛来した。8日午前、同市国分湊では、稲刈りを終えた田んぼに6羽が降り立って羽を休め、餌をついばむ姿が見られた。

 くちばしや翼の先が黒く脚が赤いのが特徴。湊地区自治公民館長の稲満一郎さん(73)は、「車を運転中に1羽が目の前を飛んでいき、先を見たら他の仲間もいた。ツルより大きく、田んぼで伸び伸びと過ごしていた」という。約1.8キロ離れた国分福島の田んぼでも同日午前、近くの西郷重則さん(85)が6羽を目撃した。

 写真で確認した日本野鳥の会鹿児島県支部の前田和浩副支部長(67)=肝付町=は「県内で一度に6羽飛来したのはこれまで聞いたことがない」と話した。

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