小さく生まれても大丈夫「1人じゃないよ」と伝えたい――低出生児の家族が写真に残した成長の記録 鹿児島市の天文館図書館で写真展始まる

2025/11/17 12:30
低出生体重児の写真が並ぶ会場=13日、鹿児島市の天文館図書館
低出生体重児の写真が並ぶ会場=13日、鹿児島市の天文館図書館
 鹿児島県内の低出生体重児らの家族でつくる「鹿児島リトルベビーサークルゆるり」の写真展が、鹿児島市の天文館図書館で開かれている。小さく生まれた子どもたちの誕生時や成長した姿を収めた写真73枚が並ぶ。入場無料。24日まで。

 17日の「世界早産児デー」を控え13日始まり、今年で4回目。日常を撮った写真を組み合わせた家族のボードや、小さいサイズのおむつも展示されている。

 代表の山元理英さん(38)は「早産児の認知度は低いので、多くの人に知ってもらいたい。子どもが小さく生まれ、不安を感じている家族に『一人じゃないよ』と伝えたい」と話した。

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