石蔵は焼夷弾の猛火に包まれた。力の限り打ち鳴らされた半鐘は孫に伝わる…「戦争はむごい」。赤黒く焼けた石塀は今も、物言わず語る〈鹿児島大空襲79年〉#語り継ぐ爪痕

2024/06/16 20:27
焼夷弾による火災で、赤黒く焼けた石を積んだ塀が戦禍の記憶を伝える。空襲の夜に打ち鳴らされた消防団の半鐘は、望楼の焼け跡で見つかった=鹿児島市上荒田町のみずほ温泉
焼夷弾による火災で、赤黒く焼けた石を積んだ塀が戦禍の記憶を伝える。空襲の夜に打ち鳴らされた消防団の半鐘は、望楼の焼け跡で見つかった=鹿児島市上荒田町のみずほ温泉
 高層ビルが周囲に立ち並ぶ「みずほ温泉」(鹿児島市上荒田町)の駐車場に、切り石が積まれた塀がある。赤黒く変色しているのは、鹿児島の街を焼き尽くした大空襲で炎を… [続きを読む]

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