離任式に臨む熊本県警の牧田恵巡査長(左端)、広島県警の山内峰巡査部長(左から4人目)ら特別出向した警察官=18日午後、盛岡市
東日本大震災を受け岩手県警に特別出向し、3月末で任期を終える警察官5人の離任式が18日、県警本部(盛岡市)で開かれ、堀誠司本部長は「被災地の治安悪化の芽を、小さいうちに摘み取った」と活動への感謝を述べた。
宮古署で勤務した広島県警の山内峰巡査部長(33)は、被災者から「お巡りさんがいてくれて安心」と言葉を掛けられたことに触れ、「岩手の復興の一助となれたことを誇りに思う」と答辞を述べた。
熊本県警の牧田恵巡査長(32)は出向を延長し、大船渡署で2年間勤務した。