北京冬季五輪の選手村に到着した日本選手団=1月30日、北京
【北京共同】JOCは2日、北京冬季五輪の日本選手団でスキーの選手1人が新型コロナ検査で陽性になったと発表した。今大会で日本選手の陽性判明は初めて。個人情報保護のため、名前は公表しないとしている。
JOCによると、この選手は無症状。北京渡航前の検査では陰性だったが、現地でのPCR検査で陽性判定となった。JOCは「大会組織委員会の指示に従い、必要な措置を取る」としている。
参加者向けの感染対策の規則集によると、無症状の場合は隔離施設に滞在する。毎日検査を受け、24時間以上の間隔を空けて2回連続してPCR検査で陰性となれば、施設を出ることができると定めている。