閉館した北京の故宮博物院=12日(共同)
【北京共同】北京市は12日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため市中心部の市民らに13~15日は自宅待機するよう指示した。3日連続でPCR検査も受けるよう求めた。市幹部は都市封鎖(ロックダウン)ではないと説明したものの、人の動きを極力抑え込む構えだ。
幹部は「13日は在宅勤務、14、15日は自宅で休み移動を減らす」ことを求めた。新型コロナとの闘いは「膠着状態だ。予防、抑制を巡る状況は厳しく複雑だ」との認識を示した。
インターネット上では記者会見前から、市政府がより厳しい外出禁止措置を発表するとの観測が流れ、スーパーでは市民らが行列を作った。