大阪・関西万博の会場でお披露目された「輪島塗」の大型地球儀と、立ち会った石川県輪島市の坂口茂市長=9日午後、大阪市此花区の夢洲
石川県輪島市の伝統工芸品「輪島塗」の大型地球儀が9日、大阪・関西万博の会場でお披露目された。能登半島地震の際は輪島市の美術館で展示されていたが無傷だった。「被災地を勇気づけ復興の力にする」として、万博シンボルの一つとして閉幕まで会場内に展示される。
「夜の地球 Earth at Night」と名付けられた地球儀は直径1メートル、重さ215キロ。海を表す漆黒と金で描いた陸地で宇宙から見た地球の夜景を表現しており、2017年から5年をかけて制作された。
会場中心部「静けさの森」近くの専用施設内で予約不要で観覧できる。