橋幸夫さん
大ヒット曲「潮来笠」や「いつでも夢を」で知られ、アイドル的な人気を博した「御三家」の一人として活躍した歌手の橋幸夫(はし・ゆきお、本名幸男=ゆきお)さんが4日午後11時48分、死去した。82歳。東京都出身。葬儀・告別式は10日正午から東京都文京区小石川3の14の6、伝通院で。喪主は妻真由美(まゆみ)さん。
中学2年から作曲家の遠藤実さんに師事し、高校1年でレコード会社のオーディションに合格。1960年に「潮来笠」でデビューした。舟木一夫さん、西郷輝彦さんと共に「御三家」フィーバーを巻き起こし、映画やテレビドラマにも多数出演した。
62年に俳優の吉永小百合さんとデュエットした「いつでも夢を」と、66年の「霧氷」で日本レコード大賞を2度受賞するなど昭和歌謡界を代表する歌手だった。