気温「41度」を示すJR伊勢崎駅前の温度計=8月5日、群馬県伊勢崎市
今夏(6~8月)の記録的な高温を受け、気象庁は17日、最高気温が40度以上の日に名称を付ける方針であると明らかにした。「酷暑日」などが候補で、危険な暑さをイメージしやすくすることが目的。早ければ来年夏までに導入する可能性もあるという。
今夏に40度以上になった観測点は延べ30に上り、年間の地点数として過去最多だった。気象庁は35度以上を「猛暑日」、30度以上を「真夏日」とし、日ごとの地点数などを発表している。
今夏の日本の平均気温は平年を2・36度上回り、1898年の統計開始以降で最高だった。8月5日には群馬県伊勢崎市で41・8度を観測し、国内最高記録を更新した。