 
                 ハリケーン「メリッサ」で破壊された家のがれきの中を歩く女性=30日、キューバ(AP=共同)
                                    
                             
                 【ブラジリア共同】過去150年で最強クラスとされるハリケーン「メリッサ」による被害が、カリブ海のハイチやジャマイカ、キューバで拡大し、英BBC放送は30日、少なくとも34人が死亡したと報じた。ルビオ米国務長官は30日、キューバへの人道支援の準備を進めると明らかにした。
 米CNNテレビによると、メリッサは28日までに5段階のうち最強の「カテゴリー5」となり、ジャマイカの沿岸部に到達。その後、勢力を弱めながらキューバやバハマにも上陸し、各地で家屋の倒壊や停電などの被害が出ている。
 メリッサは、米国で約1400人が死亡した2005年の超大型ハリケーン「カトリーナ」を超える風速を記録した。