石川県穴水町を訪れ、農業関係者らと意見交換する鈴木農相(右端)=1日午後
鈴木憲和農相は1日、能登半島地震と奥能登豪雨で被災した石川県輪島市と穴水町を訪れ、農業関係者らと意見交換した。農家は農地や農道の早期復旧や持続的な経営支援などを要望。鈴木氏は「できる限り早く復旧し生産が再開できるよう、もっと現場目線で努力させていただきたい」と穴水町で記者団に語った。
農家らからは米価の安定や、生産性が上がるよう改良復旧を求める声も上がった。鈴木氏は「未来により良いものとしてつながっていく方法で対応したい」と応じた。
鈴木氏は漁業関係者とも面会。山が崩れ土砂が海に流入し、海の環境回復が進んでいないとの指摘があったと明かした。