ガソリンスタンドでの給油=東京都内
経済産業省が6日発表した4日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より10銭高い173円60銭だった。値上がりは4週ぶり。ただ原油相場が落ち着いたことで、値動きは限定的だった。政府は石油元売り各社に1リットル当たり定額10円の補助金を支給し、店頭価格を抑制している。
与野党がガソリン税の暫定税率廃止で合意したことに関連し、補助金は13日から段階的に増える見通し。
4日の都道府県別の価格は上昇が20府県、横ばいが4県、下落が23都道府県だった。最安値は愛知県の167円40銭、最高値は鹿児島県の184円ちょうど。
軽油は前週調査より10銭高い153円80銭だった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり2211円で、前週から1円上がった。