関西電力送配電がサービスを始めるワイン貯蔵施設=6日午後、兵庫県宝塚市
関西電力送配電は6日、兵庫県宝塚市で7日から始めるワイン貯蔵サービスの施設を報道陣に公開した。ワイン需要の増加に伴い、長期間、品質を損なうことなく保管できるサービスへの関心が高まっている。適切な温湿度管理のためには停電対策が重要で、送配電事業者の強みを生かす。
サービス名は「La cave Takarazuka(ラ・カーヴ タカラヅカ)」。2021年まで配電営業所の施設として使っていた建物を活用した。耐震性や耐火性に優れ、停電リスクに強い設備を備えているのが特徴だ。
施設には大きさの異なる収容区画が3種類あり、利用料は月額8800(50本収容)~6万5千円(500本収容)。