オンラインで記者会見するフィギュアスケート女子のアリサ・リュウ=5日
フィギュアスケート女子で昨季世界選手権を初制覇した20歳のアリサ・リュウ(米国)が5日、オンラインで会見し、来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪に向けたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)投入に意欲を示した。引退を経て3季ぶりに復帰後は跳んでいないものの「大好きなジャンプ。いつ入れるかは分からないが、やりたい」と前向きに話した。
以前は競技生活を楽しめず、16歳で一度は現役に別れを告げたが「今はスケートに依存していないから不安や緊張はない」と言う。使用曲の著作権問題について、「音楽はスケートの核。多くのスケーターが曲探しに苦労していて、すごく残念」と語った。