特急サンダーバード→ピンクの“未来行き列車””に  列車型エンタメレストラン、京都・梅小路に誕生【概要】

2025/09/11 17:59
日本初の廃線高架上レストラン『FUTURE TRAIN』京都・梅小路に誕生
日本初の廃線高架上レストラン『FUTURE TRAIN』京都・梅小路に誕生
 日本初の廃線高架上に誕生した列車型エンタメレストラン『FUTURE TRAIN KYOTO DINER & CAFE』(FUTURE TRAIN)が、京都・梅小路に9月20日グランドオープンする。

【写真】未来行きの列車の機関室…きらびやかな「FUTURE BIRD」の車内

 先行公開されていた2・3号車の飲食エリアに加え、今回のグランドオープンでは、廃車となった特急サンダーバード(681系)をアップサイクルした没入型体験エリアの1号車「FUTURE BIRD」と、線路に隣接した5号車の「テラス席」を新たに公開。これにより、全車両がそろった『FUTURE TRAIN』の全ぼうが明らかになる。

 1号車「FUTURE BIRD」は、廃車となったサンダーバードを「イマジネーションをエネルギーに走る未来行きの列車」としてアップサイクルした没入型体験エリア。アートと映像・光・音が融合するシアトリカルな空間として生まれ変わった。梅小路エリアの新たな観光&カルチャースポットとして、訪れる人の感性を刺激する特別な時間を提供する。

 「FUTURE BIRD」は、日本のKawaii文化の第一人者であるアーティスト・増田セバスチャンとデジタルクリエイティブを強みとする株式会社IMAGICA EEXとのコラボレーションで実現。車内は「未来行きの列車の機関室」をテーマに、レトロフューチャーな装飾とCG・電飾・音響を立体的に組み合わせた演出により、乗客を特別な物語へと誘う。

 物語を案内するのは、ふたつのオリジナルキャラクター。先頭車両「FUTURE BIRD」の車掌を務めるのは、ピンクの帽子とカラフルな尾が目印のバーディ・バディ。旅の出発から最後のお見送りまで、あたたかく導く。そして、時空の旅をともにするのは、添乗員のピンクバード。ピンクの羽を模した制服が特徴の“時空アテンダント”で、映像演出や料理の進行にも登場し、「FUTURE TRAIN」全体を通して物語をつなぐ存在となる。

 グランドオープンにあたり、「FUTURE BIRD」車内で体験できる乗車型アートコンテンツを開発。約20分の没入型・乗車体験とコース料理が一体となった新プラン「FUTURE IMAGINATION コース」の予約受付が、9月11日から始まった。

 9月18日には、オープニングパーティを開催。京都ゆかりの音楽プロデューサー 大沢伸一(MONDO GROSSO) をゲストDJに迎え、列車×ホーム×アートが融合する「時空を旅するパーティ」を繰り広げる。

■店名:『FUTURE TRAIN KYOTO DINER & CAFE(フューチャートレイン・キョウト・ダイナー・アンド・カフェ)』
所在地:京都府京都市下京区観喜寺町3-7 梅小路ハイライン/梅小路京都西駅直結
アクセス:JR京都駅から1駅(徒歩約20分)
グランドオープン日:2025年9月20日(土)
席数:全88席
入場(チャージ)料:700円、中学生未満300円(未就学児は無料)
営業時間:
平日:午前11時〜午後4時、午後5時〜11時/土日祝:午前11時〜午後11時
企画・開発:DDグループ
店舗運営:ダイヤモンドダイニング
施設管理:梅小路ハイライン

完全予約制「FUTURE IMAGINATIONコース」
平日:11時〜16時、17時〜23時/土日祝:11時〜23時
料金:1万1000円(税込)※10月末までは10%OFFキャンペーンあり
※入場料・サービス料含む
開催日:水・木・金・土曜日(予定)
時間:午後6時45分〜8時45分(2時間制)※乗車開始時間(午後6時30分)
内容:乗車体験コンテンツ(約20分)体験(1号車)/食前酒/全7品コース料理
対象年齢:中学生以上
予約開始:2025年9月11日(木)より

■増田セバスチャン コメント(クリエイティブ・プロデューサー)
このレストランは、幼少期に感じた列車に乗って遠くに行くドキドキと、旅先で何が起こるのかわからないワクワクした気持ちを元に着想しました。
実際に車両を使用できると聞いて一番にリクエストしたのは、個人的にも京都-北陸を往復する際に使用していた「サンダーバード」。
間もなく役目を終えるこの列車に、過去から現在、そして未来へとつなぐ新たな役割をお願いしました。
「FUTURE TRAIN」は「イマジネーションをエネルギーに走る未来行きの列車」。
高架上から見える特別な景色、未来行きの列車とホームで味わう食体験、そして、1号車でのアート体験。
廃線に新しい命を吹き込み、訪れる人の感性を刺激する場にしたいと考えています。
あなたの「未来」が少しポジティブに動き出すようなお手伝いができればうれしいです。

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