ワタナベ所属の江戸マリー・角井、“引退”を報告
ワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビ・江戸マリーの角井(つのい)が13日、自身のインスタグラムを更新。芸人を引退することを伝えた。
【動画】江戸マリー・角井、“芸人引退”を報告
角井は、6月に体調不良のため休養することを発表。その後8月に「YouTubeやpodcastから徐々に活動を再開して参ります」と復帰を発表していた。
この日は、3枚の長文の画像を投稿。芸人をやめる理由として、周囲からの激励に「いつ完全体になるのか?ふわふわした状況で応援してもらうよりも新しいものとして応援してもらう方がいいとおもいました」と理由を挙げた。
角井はさらに「漫才の優先順位が下がった」ことも挙げ、「芸人という夢よりもやりたいこと自分がヘルシーでいれることはっぴーでいれることを優先したいとおもいました」と本音を吐露した。
芸人引退後も、相方のばんとYouTubeやpodcastを続けていくといい「YouTubeやpodcastを中心に新しい業態の『江戸マリー』として活動していきます」と伝えた。
■報告全文
この度、私江戸マリー角井は芸人を辞めることとなりました。復帰しますというPodcastとYouTubeを出してからたくさんのうれしいやさしい言葉をいただきました。全部読んでいます。わたしもこういうことがあったから分かりますなど、共感の声もあり励ましていただきました。
そのなかで、「また二人が舞台にたつのをたのしみにしています」や、「M1いつでるんですか?」というお声もかなりありました。
みんな待ってくれるといっている ゆっくりでいいといってくれている けれど、待つのって本当に辛いこと 彼氏と別れるより距離をおく方が辛いみたいな
ことです。「復帰っていうことでいいんだよね?」みたいな声もありました。ばんを待たせてると同時にお客さんも待たせるのだということがはっきりわかりました。いつ完全体になるのか?ふわふわした状況で応援してもらうよりも新しいものとして応援してもらう方がいいとおもいました。
一方でわたしは、むなかでじぶんがたのしいことやりたいなとおもうことより漫才の優先順位が下がっていることに気づきました。漫才はすき。たのしい。けれどいまのわたしはもう前のような月に10本以上舞台にたち、賞レースをめざし、テレビパラエティで活躍する私がかつて憧れた芸人像であり、みんなが想像するもとにもどる姿とはもうちがっていると気付きました。これは本気で漫才にむきあっているばんや芸人のみなさんにも失礼なこと。芸人という夢よりもやりたいこと自分がヘルシーでいれることはっぴーでいれることを優先したいとおもいました。
だからわたしは芸人を辞めます。
ただ前YouTubeなどで言ったとおり、ひとを元気にしたい、楽しませたい、ハッピーにしたいという気持ちは一生かわらないのでYouTubeを中心にいろいろ活動したいなと思っています。ばんはこんな身勝手なわたしとこれからもYouTubeやpodcastを続けてくれます。ばんとはお笑いコンビではなくなってしまいますが、これからもYouTubeやpodcastを中心に新しい業態の「江戸マリー」として活動していきます。
わたしたちの漫才を楽しみにしてくれていた方、悲しませてしまい申し訳ありません。みなさんとはオフラインのトークイベントなどでまたお目にかかれたらうれしいです。わたしもばんもみんなも全員がハッピーになれるようにこれから新しいチャプターに進みたいとおもいます。
どうぞこれからも新しい江戸マリーを応援よろしくお願いいたします。
角井