“レゼ”上田麗奈、テレビシリーズ『チェンソーマン』最終話にちょっとだけ出演「緊張しました」

2025/09/15 21:10
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』ワールドプレミアに参加した上田麗奈 (C)ORICON NewS inc.
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』ワールドプレミアに参加した上田麗奈 (C)ORICON NewS inc.
 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』(9月19日公開)のワールドプレミアが15日、都内で開催。デンジ役・戸谷菊之介、マキマ役・楠木ともり、早川アキ役・坂田将吾、レゼ役・上田麗奈が登壇した。

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 前半と後半の芝居の違いに関して戸谷は「レゼがすごく引っ張ってくれた。お芝居的にも、役柄的にもレゼに着いていこうじゃないですけど、伺ってというか。ちゃんと聞いてやっていた。ちゃんとデンジのことを振り回してくれるレゼだったので、それがすごくやりやすかったですし、自然体でやることができたかな」とする。上田は「そんなふうに言っていただいて、すごく救われるような思いです」としみじみ。「デンジに対して、グイグイ行く感じとディレクションでも強く言っていただいてたので静かに入っていくというよりは、屈託なくグイグイと迫っていく感じ。デンジは圧倒されたり、戸惑ったりとかもあったと思うんですけど、引っ張られていくというか。次第にのめり込んでいってしまうみたいなところは私も演じている時に気をつけながらやらせていただいた。その中でも裏表なく、本当に純粋にかわらしく映るようにと頑張っていた気がしますね」と振り返った。

 また、テレビシリーズで少しだけレゼが出演したシーンも。当時を振り返った上田は「緊張しました」とする。「ワンクール、皆さんで作り上げてきた『チェンソーマン』という世界があって。そこに新参者として、どうやって挑んでいけばその世界に私も入れるんだろうとすごく悩みました。不安に思うことの方が多かったなと思う。役的にはグイグイ引っ張っていく役なんですけど、とりあえず皆さんに着いていこうという気持ちで。緊張するけど頑張ろうの気持ちが1番最初はありましたかね」とする。本作は『レゼ篇』でレゼが物語の中心となる。上田は「責任重大だなって…」とプレッシャーを感じていたが「レゼ篇の原作を読んだ時に引き込まれた感動、レゼ篇の魅力を私も感じていた。映画になった時に映像としてもすごく映えるシーンがいっぱいあるだろうなとか、作品自体にポジティブな気持ちも大きかった。そのポジティブマインドも持って頑張った感じです」と話していた。

 原作はシリーズ累計発行部数、3000万部を突破し、現在「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中の漫画『チェンソーマン』。著者は『ファイアパンチ』『ルックバック』『さよなら絵梨』などで知られる鬼才の漫画家・藤本タツキ氏。『チェンソーマン』は、チェンソーの悪魔・ポチタとともにデビルハンターとして暮らす少年・デンジが主人公で、親が残した借金返済のためド底辺の日々を送る中、デンジはポチタと契約し、悪魔の心臓を持つ『チェンソーマン』として蘇り、世の悪魔を狩るダークヒーローアクション。

 『週刊少年ジャンプ』で2018年12月より連載がスタートした同名漫画が原作で、コミックス累計3000万部を突破。唐突に明かされる謎や衝撃の展開が話題を呼び、「このマンガがすごい!2021」オトコ編1位にランクインする人気作品になっている。

 2020年12月14日発売の同誌にて第1部「公安編」が完結し、2022年7月より少年ジャンプ+にて第2部の連載がスタート。2022年10月~12月にかけてテレビアニメが放送され、舞台化もされている。

 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は、ファンからの人気も高く、テレビアニメの最終回からつながる物語として映画化。主人公・デンジが偶然出会った少女・レゼに翻弄されながら予測不能な運命へと突き進む物語が展開される。

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