“アイドルが殺人を犯す”『推しの殺人』、追加キャスト一挙公開 波乱の展開予告「すでに撮影現場も戦場」【コメント全文】

2025/09/16 17:00
『推しの殺人』主要追加キャスト
『推しの殺人』主要追加キャスト
 俳優・田辺桃子、横田真悠、林芽亜里がトリプル主演を務める読売テレビ・日本テレビ系新木曜ドラマ『推しの殺人』(10月2日スタート 毎週木曜 後11:59)の追加キャストが16日、発表された。

【場面写真】弁護士バッジをつけ…真剣な表情の増田貴久

 今作は、宝島社『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリを受賞した、遠藤かたる氏の『推しの殺人』が原作。ドラマ版では、オリジナル要素も加えて全13話のスケールで送る。

 主人公は、大阪で活動する問題山積みの3人組アイドル「ベイビー★スターライト」のメンバー・ルイ(田辺)、テルマ(横田)、イズミ(林)。3人は“殺人”という罪を犯してしまうが、それを隠蔽してステージに立ち続けようと誓う。次々と襲うピンチ、それぞれが抱える壮絶な過去、そして「未解決連続殺人事件」にも巻き込まれていく。彼女たちに待ち受けるのは栄光か破滅か。人生と命を懸けたスリリングサスペンスとなる。

 今回は、8人のキャストが新たに発表された。未解決連続殺人事件を捜査する捜査一課の刑事・望月直哉を演じるのは曽田陵介。ルイとは幼なじみで、かつては淡い初恋のようなお互いに気になる存在であった。

 ベイビー★スターライトの元メンバーである駒場ミチルを演じるのは、なえなの。高級ブランド品を身に着け、金持ちぶっているが、本当は借金まみれで、いかがわしい店で働いている。大阪府警の刑事・坂本邦夫を演じるのは、坪倉由幸。望月とともに、警視庁と大阪府警の合同捜査本部に加わり未解決連続殺人事件を捜査することになる。ベイビー★スターライトのマネージャーである土井あずさを演じるのはトラウデン直美。真面目で仕事は確かなマネージャーで、ルイたちにも丁寧に接する。民間調査会社の代表・下谷武史を演じるのはテイ龍進。ルイたちの身辺を調査し、次第に彼女たちを追い詰めていく。ベイビー★スターライトのファン・久保茂を演じるのは水間ロン。ベビスタの推し活が心のよりどころな独身中年男性で、箱推し。同じくベイビー★スターライトのファンである村上正樹を演じるのは中村公隆。中学校の教師で、ルイのファンだが「何のためにアイドルやってるの?」とルイに苦言を呈する。

 ベイビー★スターライトの所属事務所の社長・羽浦悟を演じるのは田村健太郎。かつてはアイドルグループをいくつもプロデュースし、羽振りのいい時期もあったが、いまは所属するアイドルはベビスタのみでそれも鳴かず飛ばず。大学時代の先輩だった河都(城田優)のことを今も尊敬して慕っている。

【コメント全文】
■曽田陵介(望月直哉役)
原作を読ませていただいて、アイドル3人のそれぞれの過去、そして現在犯してしまった罪がいつバレるのかという恐怖がリアルに描かれており一気に読んでしまうくらい没入できる作品でした。

今回僕が演じさせていただく望月直哉という役はオリジナルキャラクターで、ルイと幼なじみということもあり物語に深く関わっていきます。ほかにもさまざまな事件や人間模様など、いろんな視点から楽しめると思うので、ぜひ考察しながら見ていただけると幸いです。お楽しみに!

■なえなの(駒場ミチル役)
推しとオタクの関係性、芸能界の裏側を描いた作品が近年増えてきていますが、この脚本を読んだ時に新しい~!と思いました。キャラクターたちの隠れた人間性によってお話がドンドンめちゃめちゃになっていきます。

私が演じるミチルはニセ高級ブランド品を身につけている、ちょっとイヤ~なところが多い子です。衣装もお楽しみ!ぜひご覧ください。

■坪倉由幸(坂本邦夫役)
曽田陵介さん演じる望月刑事と共に殺人事件の真相を追う大阪府警の刑事を演じさせていただきます。関西弁で話す役は初めてなので見ていただく皆さんが違和感を感じないよう努めてまいります。ホンマにおもろいドラマなのでよろしくお願いします。

■トラウデン直美(土井あずさ役)
台本を読んだ時に、面白すぎて続きが気になって仕方がありませんでした!殺人という闇とアイドルという光、この2つの接地面を綱渡りのようにギリギリで進んでいく、息をのむストーリー展開です。現時点ではまだ結末を知らないのでわたし自身どうなって行くのか、台本が届くのを心待ちにしています。

今回ベビスタのマネージャー役ということで、いつもお世話になっている方々や周りのマネージャーさんたちをじっと観察してきました。私なりにベビスタの3人を想う気持ちが表現できたら幸いです。秘密を隠しながら、輝きを増していく3人をマネージャーとしてしっかりと見つめていきたいと思います。

■テイ龍進(下谷武史役)
原作、脚本を読ませてもらい、すごいスピード感がある作品にもかかわらず、事件が起こるまでの主人公たちの心模様、事件が起きた後の個々のドラマが完璧なまでに描かれていました。正直今のご時世、外を歩けば必ず防犯カメラや携帯スマホでの監視下の中、我々は生活しています。事件は起こりますが、アリバイや証拠を隠滅させるのはほぼ皆無な時代にこんな素敵な原作と脚本に尊敬しかありません。

作品の持つスピード感や次々と起こる衝撃的なトラブル、主人公達の心情を視聴者にどう切り抜いて監督陣、スタッフ、役者陣が作り上げるのか。楽しみと期待しか有りません。

■水間ロン(久保茂役)
まず『推しの殺人』というタイトルのインパクトですごく惹きつけられました。僕はその殺人をしてしまうアイドルたちを推している久保茂を演じます。ステージで光り輝くアイドルの部分と、人を殺して隠蔽し続ける闇の部分がどう表現されるのか、今からすごく楽しみです。

■中村公隆(村上正樹役)
『アイドルが殺人を犯す』 夢や希望を与えるイメージが強い彼女たちからは対照的にあるように思える行動のように感じます。誰しも悩み、苦しみ、挫折してもまた立ち上がり前を向く。彼女たちもそうだと思います。推し活をする古参のファンであり、時には親のように優しく、先生のように厳しく、情熱が溢れ過ぎて余計なことを言ってうざいと思われることもあるかもしれない!でもそれは心から彼女たちを応援しているからだ!!そんな村上という人物を演じられればと思います!ぜひそんな古参のファンとともに推しである彼女たちの物語を最後まで見届けてください!

■田村健太郎(羽浦悟役)
アイドルとして光を目指していたはずなのに、気づいたら殺人の隠蔽をしている。その転落の速さ、光の裏が闇だったというリアリティ…第1話目でここまで窮地に追い込まれるんですか…。だとすると、物語はこの先相当タフな戦いを強いられるはずで、すでに撮影現場も絶賛戦場と化しておりました!!

主役アイドル3人組、相当なタフネスではございますが、果たして最後まで人間の姿のままでいられるのでしょうか!!心配です!!どうなっていくのか楽しみです!!

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