森田剛、演出家からの言葉に感慨「“一緒にやっている仲間を信じる”」

2025/09/22 12:00
パルコ・プロデュース 2025『ヴォイツェック』公開ゲネプロ前開幕前会見に参加した森田剛 (C)ORICON NewS inc.
パルコ・プロデュース 2025『ヴォイツェック』公開ゲネプロ前開幕前会見に参加した森田剛 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の森田剛が21日、東京芸術劇場・プレイハウスで上演されるパルコ・プロデュース 2025『ヴォイツェック』公開ゲネプロ前開幕前会見に共演の伊原六花、伊勢佳世、浜田信也、冨家ノリマサ、栗原英雄とともに参加した。

【写真】無邪気な笑顔で手を振る森田剛

 ドイツの劇作家・ゲオルク・ビューヒナーが遺した未完の戯曲を現代的に解釈し、2017年ロンドンのオールド・ヴィック劇場で上演されたジャック・ソーン翻訳の手掛けたバージョンを上演。冷戦下の1981年のベルリンを舞台に、過去のトラウマと自身の心の闇と戦いながら生きるイギリス人兵士ヴォツェックの姿を描く。

 初日を前に森田は「あっという間に約1ヶ月のけいこを終えてワクワクしています」と胸を踊らせ、伊原は「幕が開いてみないとわからないことがたっくさんあるんですけど、みなさんと作り上げてきたので、まずは必死に生きようと思います」と奮起。

 森田は演出の小川絵梨子氏からは「たくさんの言葉をいただきました」とし「そのなかですてきだなと思ったのは“一緒にやっている仲間を信じる”。自分ではなにもしない。相手にゆだねる。そんなことを言われました。だから100%と信じて自分も信じてもらってそこで役として生きられたら」と前向きに捉える。

 劇中では愛を追い求める青年を演じるが“愛してやまないもの”について「みなさんとけいこも含めて愛おしい時間でした。全部、宝物になりました。みなさんとの時間を愛情を込めて全力で最後まで駆け抜けたいですし、それをみてみなさんになにか感じてもらえたら良いな」と呼びかけてた。

 今作は23日から28日まで、11月7日から11月16日(リターン公演)まで同劇場で上演。このほか岡山、広島、福岡、兵庫、愛知でも上演される。

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