ユーモアたっぷりにあいさつしたユースケ・サンタマリア (C)ORICON NewS inc.
俳優のユースケ・サンタマリアが22日、映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』(10月17日公開)完成披露試写会上映前舞台あいさつに登場した。
【写真】舞台あいさつで大粒の涙を流す中条あやみ
冒頭のあいさつで、ユースケは「この“ストロベリームーン”はすごいお気に入り」と切り出し、「僕、本名“中山裕介”って言うんですけど、今後は“ストロベリームーン・中山”に改名しようかなってすごい考えてます」といきなりの改名宣言。「本気で考えています」と強調し、「きょうは皆さんと裸の付き合いができたらと思います。よろしくお願いします」とユーモアたっぷりにあいさつした。
続くトークでは、司会から「ストロベリームーン・中山さん」とさっそく呼びかけられ、「まだ解明してないですから。考えているので、まだサンタマリアでお願いします」と訂正する一幕も、
本作では、田中麗奈とともに主演の當真あみ演じる萌の両親を演じているが、撮影期間中に當真が役作りでどんどん役作りで痩せていくことを心配していたと告白。「異常に心配。僕もちょっと本当に精神的にどうにかなりそうだったんですけど、なんとか乗り切りました」と振り返ったユースケ。
ここで「あと1つ、ちょっといいですか」と前置きし、「せっかくなんで、僕と麗奈ちゃんの20年後を舘ひろしさんと浅野温子さんでやっていただけたら良かったんだけど、それはやっぱりダメでしたね」と明かした。隣で聞いていた田中も「それはどういうことですか?(笑)」と反応。ユースケは「僕らもね、20年後やっぱり見たいじゃない」とつぶやいたかと思えば、「舘さんと浅野さんしかありえないわけだから、顔の系統的に」と堂々発言。司会が酒井麻衣監督に「そんな構想があったんですか?」と問うと、監督お「初めて聞きました」と苦笑い。ユースケは「ずっと思ってたんだけど、ダメっぽいから、いま初めて言っています」と明かし、笑いを誘っていた。
本作は、芥川なお氏による純愛小説を原作に、『余命10年』『いま、会いにゆきます』などを手掛けた脚本家・岡田惠和氏と、『美しい彼』シリーズの酒井麻衣監督が初めてタッグを組み実写化した。
主人公は、病弱で家の中でしか過ごせなかった少女・桜井萌(當真)。15歳の冬、医師から余命半年を宣告された萌は、悲しみに暮れる家族をよそに高校へ通うことを決意する。そこで出会った同級生・佐藤日向(齋藤潤)に突然告白し、恋人同士となった二人は、少しずつ心の距離を縮めていく。
やがて、萌の誕生日に“好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる”という伝説の満月「ストロベリームーン」を見に行く夢を叶えるが、その日を境に萌は姿を消してしまう。なぜ彼女は突然いなくなったのか。そして13年後、日向が知ることになる萌の真実とは――。
萌のたった一人の親友・高遠麗(池端杏慈)、日向の友人フーヤン(黒崎煌代)とカワケン(吉澤要人)、そして萌の父・康介(ユースケ)と母・美代子(田中)らが、萌と日向の恋を後押しし、愛情深く支えていく。13年後の日向役は杉野遥亮、麗役は中条あやみが演じる。
ほかに、當真、齋藤、池端、杉野遥亮、中条が登壇した。