映画『ブラック・ショーマン』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した有村架純 (C)ORICON NewS inc.
歌手・俳優の福山雅治(56)、俳優の有村架純(32)が23日、都内で行われた映画『ブラック・ショーマン』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。有村が、撮影期間に空白の半年があったことを明かした。
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「追いショーマン(もう一度『ブラック・ショーマン』を見ること)」でのポイントを問われると、有村は「ふふふ」と思い出し笑い。「教室の長いシーンがあったんですが、実は、3日間かけて撮ってるんですね。で、もしかしたら、分かる人には『あれっ?これ、次の日かな?』って(分かる)」と細かいポイントを紹介した。
福山は、同シーンについて「有村さん、途中で髪切ったでしょ」とニヤリ。すると、有村は「教室のシーンを残して、半年空いたんです。その間に、皆さん別の作品に入って。私は、髪を切りました」とさらなる内情を明かした。
髪の毛については、本番までに長さをそろえ、問題はなかったそうだが、有村は「(教室のシーンは)ブロックごとに分けて撮っているんです。順撮りですが、もしかしたら、ここからここまではきょう、1回寝て、次の日となっている」と再び笑い出した。
MCが「顔がむくんでいる人がいるっていうことですか?」と質問すると、有村は小さくうなずき「皆さんプロですし、私も気持ちをつなげるために準備をしていきましたけど、もしかしたら、分かる人には『あっ、これ次の日だな』って」と絶妙に濁し、“追いショーマン”への意欲をかき立てた。
本作は、東野氏の人気小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社文庫)を実写映画化。福山演じる主人公・神尾武史はラスベガスでも名を馳せるマジシャンでありながら、金にシビアで息を吐くように嘘をつくという超個性派キャラクター。父の死をきっかけに武史とバディを組み、事件の真相に迫っていく武史のめい・神尾真世役を有村が演じる。
12日に公開され、きのう22日までの公開11日間で観客動員数96.5万人、興行収入13.3億円を突破した。
舞台あいさつには、田中亮監督も登壇した。