石川界人、ディエゴ・ブランドー役オーディションで“無駄無駄”の数にこだわる 熱量込めて役を勝ち取る「できるまでやらせていただいた」

2025/09/23 20:33
アニメ最新作『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』の新情報発表イベントに出席した石川界人 (C)ORICON NewS inc.
アニメ最新作『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』の新情報発表イベントに出席した石川界人 (C)ORICON NewS inc.
 漫画家・荒木飛呂彦氏の人気作品「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのアニメ最新作『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』の新情報発表イベントが23日、都内で開催。キャスト情報が解禁となった。

【集合ショット】豪華キャストが勢ぞろいしたアニメ最新作『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』の新情報発表イベント

 ジョニィ・ジョースター役は坂田将吾、ジャイロ・ツェペリ役は阿座上洋平、ディエゴ・ブランドー役は石川界人、ルーシー・スティール役は高橋李依、スティーブン・スティール役は三宅健太が担当することが発表された。イベントは三宅の「ようこそ『スティール・ボール・ラン』レースへ!」という声でスタートし、キャストが解禁となると会場は大歓声となっていた。

 オーディションで役が決まったという。石川は「5部に参加させていただいたことがありまして。その時に『ジョジョ』の音声を当てる際の“ジョジョ風味”みたいなものを教えていただいた。その時のことをヒントにしながらディエゴを受けさせていただいた。ディエゴにも『無駄無駄』がある。『ジョジョ』のルールとして世にも出ていますけど、台本通りに『無駄』の数が16個だったら16個言わなければいけない。息が続かなくても絶対に回数を言わなきゃいけないと思った。オーディションの『無駄』の数がすごく多くて…。一生懸命やっていたんですけど緊張しすぎて息が続かなかった。戸惑っていたら『オーディションだから、そんなに頑張らなくていいよ』と言われたんですけど『頑張らせてください』と言って、できるまでやらせていただいた」と秘話を明かしていた。

 『ジョジョの奇妙な冒険』は1986年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始。シリーズ累計発行部数は1億2000万部を超え、奇抜なキャラクター造形や独特の擬音、印象的なせりふで世界的な人気を誇る。現在は第9部『The JOJOLands』が「ウルトラジャンプ」で連載中であり、アニメ、ゲーム、舞台、実写映画など幅広いメディア展開が行われてきた。

 新たにアニメ化される『スティール・ボール・ラン』は、19世紀末のアメリカを舞台に、史上初の乗馬による北米大陸横断レースを描いた物語。元天才騎手でありながら半身不随となった主人公ジョニィ・ジョースターが、謎のアウトロー、ジャイロ・ツェペリと出会い協力関係を結び、共に北米大陸を横断する過酷なレースに挑む。

 過去シリーズを手がけたスタッフが再集結し、制作。Netflixにて世界配信される。

ORICON NEWS(最新15件) >

日間ランキング >