ビリーバンバン・菅原孝さん
兄弟デュオ、ビリー・バンバンの兄・菅原孝さんが9月11日午後4時34分、肺炎のため都内病院で亡くなった。24日、所属事務所ハブ・マーシーが公表した。81歳だった。
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事務所によると、葬儀は近親者のみで執り行い、喪主は妻の菅原けい子さんが務めた。「また、ご厚志につきましては、ご遠慮させて頂きます。ここに謹んでお知らせ申し上げますとともに、菅原孝が生前受け賜りましたご厚誼を深く感謝申し上げます。尚 お別れの会につきましては 決まり次第お知らせさせて頂きます」と伝えた。
ビリー・バンバンは、孝さんが弟・菅原進と結成し、1969年に「白いブランコ」でレコードデビュー。「ミドリーヌ」「れんげ草」「さよならをするために」などがヒットし、「第23回NHK紅白歌合戦」に出演した。
三和酒類「いいちこ」のCMソングも長く手がけ、「また君に恋してる」は、坂本冬美のカバーも話題となった。また、映画『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』の挿入歌に「ココロありがとう」が起用された。
孝さんは1944年8月7日生まれ、東京都国立市出身。テレビ・ラジオ・イベントも司会も担い、87年にベストファーザー(もっとも素敵なお父さん)に贈られる「イエローリボン賞」を受賞した。2014年7月に脳出血で緊急入院し、その後復活。
■菅原進コメント
兄の孝と一緒に1969年のデビューから56年間、共に歩んでまいりました。
誠実で優しく、思いやりがあり、真面目な兄でした。
日が経つにつれて、兄の歩んできた人生を 深く深く感じています。
ファン・関係者の皆様には、今までビリー・バンバンを応援して頂き、心より御礼申し上げます。
本当に偉大な兄でした。
兄貴、ありがとう。