本宮泰風「僕が桐生一馬をやると思ってなかった」 “龍が如く×日本統一”人気任侠作品が異例のコラボで実写ドラマ制作

2025/09/24 14:54
「僕が桐生一馬をやると思ってなかった」と話した本宮泰風 (C)ORICON NewS inc.
「僕が桐生一馬をやると思ってなかった」と話した本宮泰風 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の本宮泰風が24日、都内で「龍が如くスタジオ」の新作タイトル発表会「RGG SUMMIT 2025」に登壇した。

【動画】龍が如く×日本統一が異例コラボで実写ドラマ化 本宮泰風がまさかの本音「本当は桐生一馬をやるのが怖い」

 「龍が如く」シリーズは、「大人向けのエンタテインメント作品」というコンセプトの元、2005年に誕生。愛、人情、裏切り……巨大歓楽街に生きる熱き男たちの生き様を描いた、これまでゲームが決して踏み込むことのできなかったリアルな現代日本を表現。シリーズ累計販売本数は2770万本/DLを超える(※フルゲーム合計)人気作品となっている。

 この発表会では、シリーズ20周年記念作品第2弾となる『龍が如く 極3』、中村獅童演じる峯義孝が主役となる『龍が如く3 外伝 DARK TIES』、また人気任侠作品の『日本統一』と『龍が如く』がコラボした実写ドラマの制作も発表された。

 このコラボについて、セガ「龍が如くスタジオ」代表・制作総指揮の横山昌義氏は「ゲームと実写ドラマの、裏社会をテーマにした今日本を代表する2つのコンテンツなのかなと思ってます。このコラボレーションによって、これまで『龍が如く』を知らなかった多くの方にも、愛してくださってる方にも楽しんでいただける映像作品を今制作しているところです」と説明。コラボ実施の背景を「思いついちゃったから」と、一言で表した。

 その後急ピッチだったといい、4月に本宮と食事した際に「こんなの(コラボ)ってできたりします?」ろ打診。本宮は「できます」と即答したそうだが、「うっかり返事をしてしまったんですけど、詳細も知らず返事をしてしまって、後々いろいろ困るわけなんですけど(笑)」と苦笑いを浮かべた。

 本宮は主人公・桐生一馬を演じるというが、「『コラボしませんか?』っていうことで、『いいですよ』っていう返事をして…僕が桐生一馬をやるとも思ってなかったし、その細かい内容については全然考えてなかったので」と自身も驚いた様子。「横山さんと食事させてもらった時に、同じプロデューサー目線でお話することあるんですけど、やっぱり長く続いてるシリーズということで、ファンの大事に仕方とか共通する部分はあるんです。けど、意外と怖いんですよ。桐生一馬をやる、というのは。なので、お断りした方が良かったのかなっていうのも…」と本宮が言うと、横山氏は「『やります』って言ってくださったんで、もう言われたらもうそれ前提で動いちゃった方がこっちもいいなと思って…」と急いで準備をしたと告白。本宮も「早かったです。固め方が早かったです」と笑った。

 作品は先日クランクインしたといい、現在も絶賛撮影中。公開について横山氏が「マーケティングチームに、『今日公開日を言うな』って言われてるんですよ(笑)」と裏話を明かしながら、「なんとか周年に間に合わせるように頑張っていくっていう感じですよね。12月8日。うまくいったらですよ、最短で。とりあえずそこを目指します」と約束した。

 なお発表会には、「龍が如く」シリーズの主人公・桐生一馬を演じる黒田崇矢、中村、石橋凌、徳重聡、松田賢二、本宮、山口祥行、中谷一博が登壇。香川照之がビデオ出演した。

 『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』は、PlayStation5、PlayStation4、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、PC(Steam)用ソフトとして2026年2月12日に発売される。

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