6年越しの再会を果たしたことを明かした藤原大祐(C)ORICON NewS inc.
俳優の森崎ウィンとSnow Man・向井康二がW主演を務める日タイ合作のオリジナル映画『(LOVE SONG)』(10月31日公開)のジャパンプレミアが24日、都内で行われ、主演の2人とともに及川光博、藤原大祐、齊藤京子、逢見亮太、チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が登壇。藤原が自身に訪れた「運命の再会」を明かした。
【写真】爽やか…黒ネクタイ姿で登場した藤原大祐
イベントでは、本作にちなみ「運命の再会」についてフリップトーク。キャスト陣が一言ずつエピソードの題のようにフリップに書く中、藤原は「LAで出会った人と6年ぶりに東京で再会した」と概要を書いて発表。「大丈夫です」と順番を飛ばすそぶりで向井にいじられながらも、「ここから感動に持っていきます」と自信を見せた。
中学時代、アメリカ・ロサンゼルスに滞在していたことがあるという藤原は、「1ヶ月間大学の寮で一緒に過ごしていた男の子がいて、フランス人の、ちょうど“カイ”っていう子なんですけど」と本作で向井演じる人物と同名だったと告白。一同が「おお~!」と驚く中、「そのカイっていう子がそんなに英語しゃべれなくて。僕も当時そんなにしゃべれなくて、お互い拙い言葉の中、なんとか仲良くなって過ごしてた」と振り返った。
別れの際には「一生会えなくても友達でいようなって」と固く約束し、連絡先を交換するも連絡を取っていなかったが、「1、2年前に6年ぶりに連絡が来たんです。いまから東京行くんだけど、会えないか、って」と突然の再会のチャンスが訪れた。「奇跡的に夜空きがあって」と再会を果たしたという。「お互い少し英語がしゃべれるようになってて、やっと会話がめちゃくちゃちゃんとできて」とにっこり。「あのときの思いとか、6年立っても変わらないところと、お互い変わったところと、実は俺、役者になったんだよとか」と感動の再会になったと語り、「けっこう感動しません?」と目を輝かせていた。
今作は、世界的なBLブームをけん引したドラマ『2gether』の立役者であるチャンプ監督が手掛ける日タイ合作のオリジナルラブストーリー。東南アジアにルーツを持つ森崎と向井を主演に迎え、東京とバンコクを舞台に、異国の地で再会した2人が次第に心通わせていく過程を温かな視点でユーモラスに描く。
突然の辞令で東京から海外勤務を命じられた研究員・ソウタを森崎、ソウタがバンコクで再会するカイを向井が演じる。そのほか、ソウタの同僚で共にバンコク勤務となるエリート社員・ジンを及川、タイで活躍する日本人の人気モデル・ワタルを藤原、大学時代の同期であり、ソウタにとって親友のような存在のヒカリを齊藤、ソウタたちの現地のアテンド兼通訳のルークを逢見が演じる。