SixTONES松村北斗が“幼少期時代”熱弁 『秒速5センチメートル』主演として真摯な想い…大きな拍手

2025/09/30 05:00
劇場用実写映画『秒速5センチメートル』特別試写会(左から)白山乃愛、松村北斗、上田悠斗 (C)ORICON NewS inc.
劇場用実写映画『秒速5センチメートル』特別試写会(左から)白山乃愛、松村北斗、上田悠斗 (C)ORICON NewS inc.
 SixTONESの松村北斗(30)、俳優の上田悠斗(11)、白山乃愛(13)が27日、奥山由之監督とともに、大阪市内で行われた劇場用実写映画『秒速5センチメートル』(10月10日公開)の特別試写会に登壇した。

【写真】似てる? 貴樹(松村北斗)の幼少期を演じた上田悠斗

 新海誠監督の劇場アニメーション『秒速5センチメートル』を実写化。松村にとって初の単独主演映画となった同作を、関西ではこの日初お披露目。松村はサプライズ参加となり、米津玄師の主題歌「1991」に乗せてステージに現れ、大阪のファンを沸かせた。

 東京の小学校で出会った遠野貴樹(松村)と篠原明里(高畑充希)の18年間にわたる感動ストーリー。心を通わせた2人は、異なる人生を歩み、雪の桜の木の下で交わした「2009年3月26日、またここで会おう」という約束の日が近づいてくる。貴樹の幼少期を上田、明里の幼少期を白山が演じる。

 松村は、上田と白山について「とにかく2人が本当に素晴らしい」と激賞し、「2人がここまで培ってきたものと、現場で起こる奇跡と、なにより奥山さんと共鳴しあっているのが、本当に画面に現れていて、2人で1本でいいなと思うような出来栄え」とまで表現。

 さらに「それだけの見ごたえと感情の量を、幼少期、高校生、社会人すべてを一つにまとめた奥山さんはあらためてすごい」と続け、「作品として、他じゃなかなか見られないような勢いを感じる幼少期時代です」と熱弁した。

 自分のことではなく、主演として作品全体を見渡した松村の言葉に、思わず客席は聞き入った。司会者が「ちょっと拍手いただいていいですか?」と声をかけると、大きな拍手が起こった。

 奥山監督は「すごくなごやかなムードで撮れた。チーム全体が誠実で真摯な人たちが集まってくれた」としみじみ語り、「どんな人でも悩みとか不安とか抱えていると思う。この映画が『大丈夫だよ』と言ってあげられる作品になれば」とメッセージを伝えた。

ORICON NEWS(最新15件) >

日間ランキング >