橋下徹 (C)ORICON NewS inc.
元大阪府知事・大阪市長で弁護士の橋下徹氏は、6日放送されたカンテレ『旬感LIVE とれたてっ!』(月~金 後1:50)で、東京・新宿区で下半身を露出したとして警視庁に逮捕されていた5人組グループ・Aぇ! groupの草間リチャード敬太(29)の処分について持論を語った。
【写真】車内の様子は…Aぇ! group・草間リチャード敬太容疑者が送検
番組では、市幹部職員で既婚の男性とラブホテルで密会をしていた群馬・前橋市の小川晶市長をめぐる問題を放送中、生中継に切り替えて速報として、草間の釈放の様子を伝えた。留置先の三田警察署の玄関から現れた草間が深々と頭下げる様子を、司会の青木源太アナウンサーが厳しい表情で実況した。
橋下氏は「事実確認していない前提で」と前置き、「性加害、性犯罪でない公然わいせつであれば、僕は厳重注意の話だと思う」との考えを示した。続けて「特定の女性相手に露出をしたとか、そういうことになれば話は別ですけど、酒に酔ったという形であれば、僕は不注意。立場が立場ですから気をつけていただきたいですけど、仕事を辞めるとかそういう話ではないと思う」とコメントした。
「社会からの声よりも厳しいペナルティーを自ら課す姿勢を見せるというのも、ひとつの見せ方としては大事だと思います」と言う青木アナの意見に「法律論を言わせてもらうと、公然わいせつっていうのは被害者なき犯罪と言われていて、刑法上でも議論があるところ。日本みたいに厳罰でやっていいのかっていう」と指摘。
さらに、今回の休止について、青木アナが「自分で判断した処分ですよ」と言うと、「社会的に日本の風潮がそういう風になっているんだったら、僕は声を大にして言っていきたい。公然わいせつにも2つあって、特定女性を傷つけるような公然わいせつは絶対ダメだけども、被害者なき公然わいせつみたいな形の場合には、注意は必要だけど、ちょっと別」との持論を語った。