ルミネ荻窪、漫画家・江口寿史氏参加予定のトークイベントの中止を発表
漫画家・江口寿史氏がルミネ荻窪『中央線文化祭2025』(10月18日・19日開催)の告知ビジュアルについて、SNS上に投稿された写真を事前の承諾なくモデルとして使用し、イラストを制作していたことをめぐり、ルミネ荻窪は7日までに新たに声明を発表。当該ビジュアルを今後使用しないことに加え、江口氏が参加予定だったトークイベントの中止を発表した。
【写真】騒動の発端となった『中央線文化祭2025』の告知ビジュアル
ルミネ荻窪は「お知らせ」と題した文書の中で、「2025年10月18日(土)、19日(日)に開催を予定しております『中央線文化祭』の告知ビジュアルに関して、必要な確認をおこなった結果、制作過程に問題があったことを重く受け止め、該当ビジュアルを今後一切使用しないことといたします」と発表。続けて「また、10月19日(日)12時30分から予定されておりましたトークショー『中央線と漫画と人生と』についても中止とさせていただきます」と伝えた。
『中央線文化祭』は、中央線沿線のさまざまな文化に思いを馳せ、新たな文化の交差点となることを目指し、2023年にルミネ荻窪で誕生した催し。今回は「マンガ・アニメ」をフィーチャーし、10月18日・19日に開催を予定する。
江口氏はこれまでに『中央線文化祭2025』の告知ビジュアルに関して自身のSNSで、「インスタに流れてきた完璧に綺麗な横顔を元に描いたもの」と明かし、その後にモデルとなった人物からの承諾を受けたと説明したことに批判の声が相次いだ。また今回の騒動を発端に別の作品についても疑惑が指摘されることとなり、各社が対応に追われる事態となっている。