山田五郎、『伊丹十三』賞受賞の喜びで太る 原発不明がん公表→現状明かす「食べてるうちは死なないですからね」

2025/10/07 14:48
受賞の喜びで太ったと明かした山田五郎 (C)ORICON NewS inc.
受賞の喜びで太ったと明かした山田五郎 (C)ORICON NewS inc.
 編集者・評論家でテレビなどでも活躍中の山田五郎(66)が7日、都内で行われた「第17回伊丹十三賞」贈呈式に登壇。2024年10月に公表した「原発不明がん」について明かした。

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 山田は今回、「美術を対話的に掘り下げるインターネット番組『山田五郎 オトナの教養講座』の斬新さ、おもしろさに対して」と評価され、「伊丹十三賞」を受賞した。受賞に際し、「大変に喜んでおります。私の人生、賞罰とはまるで無縁な66年間の人生でございまして、これまで受賞したのは、大学のマスコミ関係者の人がマスコミ関係で活躍している人に贈る『コムソフィア賞』と、みうらじゅんがその年一番飲んだ友達に送る『みうらじゅん賞』くらいなもので(笑)。今回『伊丹十三賞』という身にあまる賞いただきまして、長生きはするもんだなと思っております」とコメントし、受賞を喜んだ。

 また昨年10月、原発不明がんを公表。現在、抗がん剤治療しながら活動継続している。病状については、「今、抗がん剤治療やってますけれども、おかげさまで、飯も増えてますんで」と現状を報告。「今日この敬意を表すためをにね、モーニングを着てきたんですよ。娘の結婚式以来数年ぶり。そしたら、痩せたもんだからブカブカになって詰めてもらったんです。そしたら受賞後うれしかったのか、食が進んじゃって、また腹が出てきました(笑)。ちょっときついぐらいになっちゃってぐらいの体調です」と報告した。

 また、「このひと月で3キロくらい増えた」と明かし、「1回10キロくらい落ちて、そこから5キロくらい増えた」と現在の体重は63.8キロと明かし、「食べてるうちは死なないですからね」と“五郎さん節”全開だった。

 授賞式には、伊丹さんの妻で伊丹十三記念館館長の宮本信子、同賞選考委員の酒井順子氏、周防正行氏、南伸坊氏も出席した。

 伊丹十三賞は、デザイナー、イラストレーター、俳優、エッセイスト、テレビマン、雑誌編集長、映画監督など、さまざまな分野で才能を発揮し、つねに斬新、しかも本格的であった仕事によって時代を切り拓く役割を果たした人に、伊丹十三さん(1997年死去)の遺業を記念して贈られるもの。ITM伊丹記念財団による伊丹十三顕彰事業のひとつとして2008年に創設された。これまで、糸井重里、タモリ、内田樹、森本千絵、池上彰、リリー・フランキー、新井敏記、是枝裕和、星野源、磯田道史、玉川奈々福、宮藤官九郎、清水ミチコ、小池一子、三谷幸喜、のんが受賞している。

 山田氏は、1958年12月5日、東京都生まれ。82年、講談社に入社し、雑誌『Hot-Dog PRESS』の編集長などを経てフリーに。『百万人のお尻学』や、『知識ゼロからの西洋絵画入門』、『銀座のすし』などを執筆。また、バラエティー番組『タモリ倶楽部』や、情報バラエティー番組『出没!アド街ック天国』などにも出演し、テレビでもその博識を披露している。

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