川栄李奈 (C)ORICON NewS inc.
俳優の川栄李奈が9日、都内で行われたTBS系金曜ドラマ『フェイクマミー』(10月10日スタート 毎週金曜 後10:00)の制作発表会見に出席した。
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本作は、正反対の人生を歩んできた2人の女性が、“母親なりすまし”という禁断の契約を結ぶことからはじまるウソとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメント。大手企業で順調にキャリアを築いていたものの訳あって退職し、転職活動に苦戦する花村薫(波瑠)。そんな薫が出会ったのは、元ヤンでベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長を務めるシングルマザー・日高茉海恵(川栄李奈)。薫は名門私立・柳和学園小学校への受験を控えた茉海恵の娘・いろはの家庭教師として働き始めるが、やがて茉海恵から「お受験の日、私の代わりに“ママ”として面接を受けてほしい」と持ち掛けられる。もしバレたら刑罰に問われかねない母親業のアウトソーシング。はたして、薫と茉海恵が交わした禁断の“フェイクマミー(ニセママ)”契約の先にあるものとは…。
川栄が演じる日高茉海恵は、元ヤンキーでベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長。抜群のコミュ力を持ち、人望が厚く、自らが広告塔となり自社の商品「虹汁」を大バズりさせた。その一方、非公表の娘・いろはをひとりで育てるシングルマザーでもある。いろはの小学校受験に向け、圧倒的な学力と知性を持つ薫に“フェイクマミー(ニセママ)”契約を持ちかける…という役柄だ。
劇中の娘・いろはと同じ「6歳の子ども」を持つ川栄は、演じる茉海恵と重なる部分が多いようだ。「私も実際に仕事をやりながら子育てをしているんですけど、やっぱり子育てを100%ではできなくて、それこそ自分のお母さんだったり、シッターさんに頼んだり、そういうことが増える中で、どうしても家族の時間を犠牲にしてしまっているなって最初はすごく思っていました」と回想した。
それでも「私はポジティブなので、お母さんやシッターさん、いろんな人の愛情が子どもにいけばいいやって。もう愛情があればそれだけでいいやって。家のことできなかった、育児ができなかった、仕事ばっかになっちゃったなって思わないでほしいし、それを代表できるような人でありたいなって自分も思う」と語り「この母親業のアウトソーシングというテーマは、すごく今後の未来に大切なんじゃないかなって思いました」とドラマの見どころも含めて語った。
会見にはそのほか、波瑠、向井康二(Snow Man)、中村蒼、野呂佳代、池村碧彩、田中みな実が出席し、作風にちなんだ“なりすまし記者”としてダイアン・津田篤宏も駆けつけた。