三浦宏規、ミュージカル『DEATH NOTE』L役の苦悩 体育座りのまま歌げいこで「失礼なやつに思われないかすごく不安だった」

2025/10/09 16:10
L役の苦悩を語った三浦宏規 (C)ORICON NewS inc.
L役の苦悩を語った三浦宏規 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の三浦宏規が9日、都内で行われたミュージカル『DEATH NOTE THE MUSICAL』の制作発表に参加した。

【写真】体育座りのまま熱唱する三浦宏規

 L役を三浦が演じる。この日の会見の冒頭では「ゲームの始まり」を歌唱。美声を響かせた。L役の悩みは多いそう。この日は立っての歌唱だったが、猫背でイスの上で体育座りのように座るLは、その姿勢のままで歌唱し「僕、歌けいこからずっと、こうやって(体育座りで)歌ってるんです。最初の歌からこれで歌ったんですけど、すごい失礼なやつに思われないかなと思ってすごく不安だったんですけど、ちゃんと練習として僕はこうやってました」と説明し、「姿勢をいかに猫背にできるか、決まる前からやっていたんです。いざやってみると本当に大変で。これを先輩方、(小池)徹平さんもやってきたんだと思うと、僕ももっと鍛えて、しっかりとこういう(体育座りのような)体勢でも声が出るようにっていうのはこれからやっていかなきゃなと思っております」と力を込めていた。「(2015年の)初演から拝見させていただいてて、この大好きな作品でLという役を、いつかやってみたいなと思ってたんです。それが10周年という記念すべき公演の時に出演できてるのは本当にうれしく思いましたし、夢がかなったなと思いました」と決意も新たにしていた。

 『DEATH NOTE』は、2003年12月から2006年5月まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載され、映画やドラマ、アニメなど幅広いメディア展開を遂げてきた人気漫画。そのミュージカル版となる本作は、2015年に日本で世界初演が開幕。すぐに観客を虜にし、その後、17年、20年に上演され、日本での世界初演と同年の15年から、韓国でも韓国キャストによる上演を開始。その後、17年、22年、23年と再演を重ねている。韓国でも全日程即完売という快挙を成し遂げ、22年には年間ベストミュージカル作品賞を受賞、23年には4ヶ月間に渡るロングラン公演を成功させた。また、23年にはロンドンでコンサートバージョンが上演され、全公演完売の賑わいを見せた。立ち上げから10年、海外でも高い評価を受け、今や世界中から注目を浴びる大ヒットミュージカルとなっている。

 11月24日~12月14日まで東京建物 Brillia HALLで上演される。その後、大阪公演、愛知公演、福岡公演、岡山公演を行う。

 そのほか、夜神月役を加藤清史郎と渡邉蒼がWキャストで、弥海砂役を鞘師里保、夜神粧裕役をリコ(HUNNY BEE)、死神レム役を濱田めぐみ、死神リューク役を浦井健治、夜神総一郎役を今井清隆が演じる。この日は主要キャストも登壇した。

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