『メシドラ』より(C)日本テレビ
フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹と俳優の満島真之介が出演する、12日放送の日本テレビ『メシドラ 兼近&真之介のグルメドライブ』(毎週日曜 後0:45~後2:00※関東ローカル)にゲスト出演する。
【番組カット】異例トリオ?盛り上がる古舘伊知郎&兼近大樹&満島真之介
同番組は、兼近と満島がゲストとともに、おいしいものを食べにドライブする台本も仕込みもない旅番組。誰が旅の代金を支払うかはゲームで決める。今回は、茨城・古河市を旅する。
古舘が待っていたのは「古河公方公園」。出会った瞬間から古舘のトークがさく裂し、趣のある公園でタイトルコールをする。「下ネタさえも下ネタと感じさせないのが自分のプライド」という古舘とメシドラカーに乗り込み、なぜ同番組に出演してくれたのかを問う。最初に出演のオファーが来た時には「誰かと間違えてるんじゃない?と思ったくらい」自分には同番組は向いてないと思っていたという古舘。「昔のテレビ界の流儀みたいなのがどんどん否定されてて、違うんだよ、今はそんな時代じゃないんだよ」と言われそうで「時代に対する漠たる不安」があったが「2人が温かく迎えてくれてめっちゃうれしかった」という。
最初の店は「茶寮 HANARE」。古舘が配信している時事問題を扱う番組の話題に。「細々と始めて、どうしたらいいかもわからなくて」戸惑っていた古舘は、中田敦彦に相談したという。すると、中田が「大先輩に生意気だけど言わせてもらいます!」と事前に用意してきてくれていたらしい数々のノウハウを教えたそう。それを聞いて古舘は「もう泣きそうになるくらいうれしくて」自分の配信のスタイルを変えてストレートにニュースを扱い始めて成功したと語る。
その後、運ばれてきたお茶の繊細なおいしさの表現をめぐって、古舘が「大人げなくイラっと」するなど軽くモメながら、話題は古舘がフリーになった後のことに。29歳でフリーになってまだ独身の頃に「目黒川沿いのレンタルビデオ店でビデオを借りて、うちに帰って仕事の疲れを癒やしながら寝ようと思って」いたところ、そこに出演していた司会者のネームプレートを見て「俺も売れたな、と思ってすごくうれしかった」と当時を振り返る。果たしてネームプレートに書いてあった名前とは。
次に3人がやってきたのは「Garage Cafe AJITO」。キューバサンドなど計7品を注文し、古舘とみのもんた氏の縁について話す。小学生の頃はプロレス、中学生になるとラジオの深夜放送にハマっていた古舘は「アナウンサーになりたい」とほのかに思っていたという。ラジオ番組の中でも特にみのもんた氏が好きだったという古舘は、高1の時にみのが司会をしているイベントにサイン帳をもって会いに行った。ドキドキしながら「みのさんみたいなしゃべり屋になりたいんです!」と言った古舘に、みのは即座に「なれるよお前なら!次の方どうぞ!」と励ましたという。その言葉が「ズドーンと入った」古舘は夢をかなえて、アナウンサーになってから1~2年はみのの鞄持ちをやっていて「他局のアナウンサーの鞄持ってんじゃねぇ!」と上司に怒られたと笑う。その後、「傷つくのを恐れすぎな時代」をめぐっての兼近の表現に再び古舘がややイラっとする場面もある。
移動中の車内では、恒例のカーラジオ相談室を実施。「いつも自分の話をし過ぎてしまうので聞き上手になるコツを教えてほしい」という相談に「誰よりも自分の話をする人たち」が出した答えとは。その後、焼きいもスイーツがおいしい「MARUIMO CAFE」で計5品をテイクアウトし、3人が最後に向かったのはゴルフ練習場「総和リンクス」。
ゴルフ練習場では、この日の旅にかかった代金を誰が支払うかを決めるゲームをする。今回のゲームはパターゴルフ対決。何十年もゴルフをやっていない古舘と、最近ゴルフを習い始めた兼近、いつも通りの満島、ゲームに負けて本日のお支払いをするのは果たして誰なのか。