『新年早々 不適切にもほどがある! ~真面目な話、しちゃダメですか?~』より(C)TBS
俳優・阿部サダヲが主演を務める、スペシャルドラマ『新年早々 不適切にもほどがある! ~真面目な話、しちゃダメですか?~』が、来年1月4日(後9:00~)に放送されることが決定した。
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同ドラマは、中学校の体育教師で昭和のおじさん・小川市郎(阿部サダヲ)が、ひょんなことから1986年から令和の時代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言を炸裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディ。脚本は宮藤官九郎が務める完全オリジナルストーリーで、妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディの要素も持つ。昭和と令和、どちらが正しいかを断ずるのではなく、どんな時代でも変わらず「家族を大事に」「仕事を大事に」一生懸命に生きる人々を描いた作品だ。
連続ドラマの最終回でタイムマシンバスが使えなくなり、昭和に戻った市郎。そんな中、市郎のもとに未来から83歳の井上(小野武彦)が現れ、「好きな時代に行きましょう!」とタイムトンネルに誘われる――。スペシャルドラマでは、連続ドラマのその後を描く。タイムトンネルで好きな時代に行けるようになった市郎。娘・純子(河合優実)の未来を変えるため再び立ち上がり、今度は令和だけでなく、さらなる未来にも過去にもタイムスリップし、行く先々で人々をかき回していく。
今回、新たなゲストとして、江口のりこの出演が決定した。江口が脚本・宮藤官九郎×演出・金子文紀×プロデューサー・磯山晶のチームに参加するのは、2021年放送の金曜ドラマ『俺の家の話』以来で2回目となる。
江口が今作で演じるのは都議会議員・平じゅん子。EBSテレビで働く渚(仲里依紗)が報道局に異動となり、平と出会ったことで、政治に傾倒していく。そんな中、渚は政治について発言してはいけない世間の風潮に怒りを感じるように。「政治の話嫌い? 真面目な話しちゃダメですか?」。歯に衣着せぬコメントで国民に支持されていく平。国政に進出し、日本初の女性総理が誕生するのか? しないのか? その瀬戸際で、ある事件が勃発! それは渚にも関わることで…。その未来を知った市郎がとった行動とは?
■コメント
<平じゅん子役・江口のりこ>
この度、作品に参加させて頂きました江口のりこです。最初台本を貰って読んだとき大笑いしました。お正月に放送するとのことで、皆様には新年からテレビを観て大笑いして頂きたいです!絶対に観て下さい。よろしくお願い致します。
<プロデューサー・磯山晶>
宮藤さんと「日本初の女性総理」を『不適切にもほどがある!』の続編に登場させよう! と打ち合わせを始めた時から、キャスティングは(私たちの中で)江口のりこさんに決定していました。実際には、本当にお忙しい時期でスケジュール調整が厳しく、何度も諦めかけましたが、「代わりはいないんです!」と拝み倒して、ご出演が叶いました。江口さんは、お芝居が常に的確で品があって素晴らしい俳優さんだと思っています。今回は歌もダンスもあって、ご負担も大きかったと思いますが、金子監督の細かい要求にもサラッと応えてくださり、超絶カッコいい女性政治家として生き生きと存在してくださいました。こんな政治家がいたら、絶対投票しちゃいます。ご期待ください。