クリエイティブ部門を受賞したQuizKnock(左から)東問、伊沢拓司、東言 (C)ORICON NewS inc.
伊沢拓司率いる知的エンタメ集団・QuizKnockが15日、都内で行われた『anan AWARD 2025』授賞式に参加。クリエイティブ部門に選出されたQuizKnockから代表して伊沢、東問、東言が登壇した。
【写真】仲良し!笑顔でトロフィーを持つ伊沢拓司&東問&東言
受賞について、伊沢は「QuizKnockは大人数でクリエイティブをやってきた組織。万博ノックにしても、社員のクイズ作家だけでなくアルバイトの大学生も参加して数百人、過去のメンバー4、500人でつくってきたのがQuizKnock。みんなでもらった賞に感謝を申し上げます。みんなありがとう」と満面の笑みで感謝を伝えた。
東問は『anan』登場について、「春に大学を卒業してそれを機に人生を振り返るインタビューをしてもらった。お祝いでケーキを用意してもらった。僕がお菓子作りが好きなので2人でデコレーションをしたんですけどそのすばらしいデコレーションのおかげで受賞した」とにっこり語ると、すかさず伊沢が「そこじゃない」とツッコミ。東問は「食べる用のケーキを用意してもらって、双子なので毎年2個ケーキがでてくるので誕生日パーティーみたいで楽しい撮影になりました」と重ねると、伊沢は「お前よくそんなにしゃべれる余裕あるな」と問の豪胆ぶりに感心する一幕も。
『anan』ではクイズ連載も行っている。コンスタントに問題を作成することについて、伊沢は「QuizKnockは集団戦法が強み。僕たちだけでなく外には出てこないメンバーもいるからこそアイディアを出すことで戦えてる。だいぶ難しいクイズを出てるにもかかわらず乗せるオッケーをくださるananさん、クイズ文化の懐の深さに、我々は助けられている」と背筋を伸ばす。
東言は「せっかくクリエイティブ部門をいただいたので、よりクリエイターのような仕事がしてみたい。社内にクリエイターがいて、QuizKnockメンバーはプレイヤーとして楽しいから始まる学びを担当することが多いのですが、メンバーでも動画を作ったり企画したりクリエイティブの仕事をするメンバーも多い。僕らも、ボードゲームを作ったり、自分たちで遊んできたので、ゲームを作るようなクリエイティブな仕事ができれば」とQuizKnockの展望を語った。
最後に、伊沢は「万博ノックも現場の先生が支えてくれて10万人が参加してくれたのかな。クイズはコミュニケーション。解いてくれる人がいて成立するもの。我々とファンのみなさんのコミュニケーションのなかでいいクリエイティブがつくれたら。来年10周年なのでよりパワーをいれて頑張っていきたいと思います」とQuizKnockの今後にも意気込んだ。
2016年のWEBメディア「QuizKnock (クイズノック)」の立ち上げ以来、YouTube、テレビや雑誌などのメディアで数々のクイズやオリジナル作品を創作。競技としてのクイズの楽しみ方から魅力を伝え、多くのクイズ競技者を生み出しており、現在のクイズ人気の高まり牽引した。また、数々の企業等とのコラボレーションで「楽しいから始まる学び」をあらゆる切り口から展開し多くの支持を獲得。今年の大阪・関西万博ではスペシャルサポーターとして、教育プログラム「アンブ&マナブ万博ノック」を展開するなどその活躍の場は多岐にわたる。
『anan』では、2024年11月より『Quizknockのかしこくなるクイズ』の連載がスタート。同じ号で「WHO'S HOT」に伊沢が登場したほか、『anan WEB』では、東兄弟の記事が長くランキング上位に入るなど、この1年たびたび登場。「知る」ということの意義が問われるなか、現代において、軽やかに、確かなことを「知る」喜びを伝え、提案しつづけていることが評価され、『anan AWARD 2025 クリエイティブ部門』に選出された。
同アワードは創刊55周年を迎えたマガジンハウスのライフスタイルグラビア週刊誌『anan』が、“時代の顔”となるスターを表彰。『anan』のマスコットであるananパンダにちなみ、金のananパンダトロフィーを贈呈される。
このほか、大賞にtimelesz、スーパーアイドル部門に大橋和也(なにわ男子)、俳優部門に今田美桜、ステージ部門に鳳月杏、カルチャー部門に塚原あゆ子、ボディメイク部門に盛山晋太郎(見取り図)が選出され、登壇した。
開会宣言は黒柳徹子がVTRで務め、絶対王者部門のキヨ、アスリート部門の北海道日本ハムファイターズ、ボーダーレスカルチャー部門のPLAVEが映像出演した。