映画『火喰鳥を、喰う』大ヒット御礼あいさつに登壇した(左から)小野塚勇人、山下美月、水上恒司、宮舘涼太 (C)ORICON NewS inc.
俳優の水上恒司、山下美月、9人組グループ・Snow Manの宮舘涼太が16日、都内で行われた映画『火喰鳥を、喰う』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。本作のオーディオコメンタリーの収録を振り返った。
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本作では、コメンタリー副音声上映も実施。オーディオコメンタリーの収録を振り返り、水上は「収録の日は朝からなんかやってましたね」とポツリ。山下が「おふたり(水上と宮舘)が『しゃべくり007』さんの収録のあと来たから…」と明かすと、水上は「めっちゃ彼女が言ってくるんですよ。別に僕らがあなたを省いているとかじゃないんだって。スケジュールとか、大人の都合があるんだってきっと」と弁明。山下は「違うんです。私もその間別のお仕事させていただいていたんですけど、『しゃべくり007』さんで、親からの暴露とかですごい疲れてて。しゃべりすぎて」と暴露した。
水上と宮舘は「ね」と顔を合わせつつ、宮舘は「あの場を感じてみたら本当に…!」と訴え、水上は「舘パパ、なんなんですか?」と問いかけると、山下が「おもしろかった!」と絶賛。会場からも拍手が起こった。
水上は話の方向を修正しつつ、「疲れてて、何を話したか覚えてないっていうのが現実だよね」と告白。山下が「あったまった状態でしゃべれました」と笑顔で重ねると、宮舘が「どっちだよ」とツッコむ一幕も。
山下は「ここアドリブだったよねとか、死生観の話とか、とり好き?とか」と話したと振り返った。水上は「お酒を飲みながらやりたいなあって舘様にボソッと言ったことは覚えています」と明かすも、宮舘は「それ僕が覚えてないです」と驚きの表情。これに山下が「違うよ!コメンタリー収録のあとに、宮舘さんが『お酒を飲みながらトマトパスタをこのあと作るんだよね』って休憩時間に言ったことだけは覚えてる」と訂正すると、水上は「それは僕も覚えてる」と共感。宮舘は「急に料理をしたくなったから、家に帰って作ろうって言って作ったのは覚えてます」とほほ笑んだ。
結局オーディオコメンタリーの内容はほとんど覚えていないという3人。水上は「これあれだね。生の発言力みたいなものを残して起きたかったんですよね」と話すと、宮舘が「きっと目に見えるものが新鮮に見えて…執着が…」と続け、山下が「思念かな、こもりです」と映画にかけて締め、司会からの「言い訳にしか聞こえない」というツッコミで笑いが起こっていた。
本作は原浩氏による第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作の同名作品を実写映画化。ある日、久喜雄司(水上)の元に、かつて戦死したはずの祖父の兄・貞市(小野塚勇人)が書いたという謎の日記が届くところから始まる。“火喰鳥、喰いたい”という生への執着が記されたその日記を読んだ日を境に、雄司と妻の夕里子(山下)の周囲では、不可解な出来事が頻発するようになる。
イベントにはほかに、小野塚勇人が登壇した。