映画『盤上の向日葵』ジャパンプレミアに登壇した渡辺謙 (C)ORICON NewS inc.
俳優の渡辺謙が16日、都内で行われた映画『盤上の向日葵』(10月31日公開)のジャパンプレミアに参加した。
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作品にかけて、「これなしでは生きていけないイチ推しのもの」をフリップに書いてトークすることに。登壇者に先駆けて、うっかり渡辺がチラ見せしたフリップには「阪神タイガース」と書いてあった。渡辺はプロ野球・阪神タイガースの大ファンで、バックネット裏で観ているのが中継に映り込むこともある。フリップが見えた瞬間に会場には笑いが広がっていた。
また、この日のジャパンプレミアのスタート時間は阪神のクライマックスシリーズの第2戦と同じ午後6時だった。「本当は6時から、もう試合始まっている。6時に終わらないか交渉しようとしたんだけど…」と時計を見て渡辺が言うと、観客も爆笑。「本職なんでちゃんとやって帰ります」とキリっとした顔で話して笑わせていた。
イベントには、坂口健太郎、佐々木蔵之介、土屋太鳳、高杉真宙、音尾琢真、小日向文世、熊澤尚人監督も参加した。
本作は、『孤狼の血』『朽ちないサクラ』などで知られる作家・柚月裕子による傑作ミステリーが原作。物語は、ある山中で発見された身元不明の白骨死体から始まる。唯一の手がかりは、死体と共に見つかった高級な将棋の駒。その駒は、現存するのが世界にわずか7組のみという非常に貴重な品であり、持ち主が将棋界に突如現れた異色の若手棋士・上条桂介(坂口)であることが判明する。捜査が進む中、裏社会で生きる伝説の賭け将棋師・東明重慶(渡辺)の存在が浮かび上がる。上条と東明の間には、いったいどんな過去が隠されているのか…。