初挑戦の朗読について語った濱田岳 (C)ORICON NewS inc.
俳優の濱田岳が21日、都内で行われたオーディオブックおよび音声コンテンツ制作・配信サービスのAmazonオーディブル(Audible)の『日本10周年記念スペシャルラインアップ』に参加した。
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作家の中山七里と共に登壇。濱田は、恩田陸の『Q&A』、村上龍の『イン ザ・ミソスープ』の朗読を担当している。朗読は初挑戦だったそうで濱田は「普段から仕事柄、台本で本と向き合う行為はしている。1つの作品に向かっていくのは普段と変わらぬ姿勢で行けたかな」としながらも「違ったのは、僕らの場合は1人の人生を深堀りして映像にする。今回の場合は1人で多くのキャラクターのバックボーンを想像する。1人じゃなく大勢のキャラクターに寄り添わないといけない。それは朗読の難しさだなと思いました」と話していた。
また、朗読の印象も変わったそう。「朗読というと穏やかな印象の言葉に聞こえると思うんですけど、今回やらせていただ2作品は、就寝前に心を落ち着けるような話では全然なかった」と苦笑い。「アドレナリンを出さないといけないようなスリリングで、ちょっとサイコな部分もあった。それを1人でやるのは新たなチャレンジで楽しかったです」と語っていた。
『Q&A』は11月28日に配信開始、『イン ザ・ミソスープ』は2026年春に配信開始となる。