北村匠海、主演映画を歌舞伎町でクランクアップ スタッフからの大声に「やめてほしかった(笑)」

2025/10/25 16:15
北村匠海 (C)ORICON NewS inc.
北村匠海 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の北村匠海、林裕太、綾野剛、山下美月、永田琴監督が25日、都内で行われた映画『愚か者の身分』公開記念舞台あいさつに登壇した。

【画像】しっとり…大人な雰囲気かもす山下美月

 本作は、第二回大藪春彦新人賞受賞作、西尾潤氏の同名小説が原作。愛を知らずに育った3人の若者たちの青春と、“闇ビジネス”から抜け出す3日間を描く逃亡サスペンス。

 SNSで女性を装い、身寄りのない男たちを利用して“戸籍売買”で稼ぐタクヤ(北村)とマモル(林)。二人は劣悪な環境で育ち、気づけば闇バイトを行う組織の手先になっていた。闇ビジネスに手を染めつつも、時にはバカ騒ぎもする彼らは、ごく普通の若者であり、いつも一緒だった。タクヤは闇の世界に引き入れた兄貴分の梶谷(綾野)の手を借り、マモルとともに抜け出そうとするが――。タクヤが実際に男性と接触をする際、“オトシ”を担う仕事仲間、希沙良役を山下が演じる。

 主演を務めた北村は「すごく感謝の多いここまでの旅だったなと思います」と撮影から公開までの機会を振り返り「ここから作品は皆さんのものなので、この映画をまずは楽しんでほしいなと思いますし、少しでも笑顔にできたらいいなと思っています」と話す。

 きょう舞台あいさつが行われた東京・TOHOシネマズ新宿のある歌舞伎町で撮影を行った本作。クランクアップもここ歌舞伎町だったそうで「まさにここでオールアップして。だからこそここに立つ意味があると思いますし、街行く人が歩いている中、スタッフに囲まれながら『お疲れ様です!』って言ってくださったんですけど、こんな場所でそんな大声を出すのは本当にやめてほしかった(笑)」と苦笑い。

 そうして笑いを誘いつつも「(撮影を)まさに思い返せる気がしています。完成してから公開まで長かったんですけど、やっと届けられてよかったです」と今の心境を語った。

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