12月31日放送『東急ジルベスターコンサート2025-2026』に出演する稲垣吾郎
歌手で俳優の稲垣吾郎が、12月31日午後11時30分から放送される『東急ジルベスターコンサート2025-2026』で司会として初登場することが決まった。
【画像】女性初!カウントダウン曲を指揮する沖澤のどか
大みそかの風物詩となっている『東急ジルベスターコンサート』は今回で、31回目を迎える。注目のカウントダウンは生誕150周年を迎えるラヴェルの名曲「ボレロ」。美しい旋律とともに2025年最後の瞬間をドラマチックに彩る。
司会はクラシック音楽にも造詣が深い稲垣。指揮は、破竹の勢いで活躍を続けるマエストロ、沖澤のどか。カウントダウン曲を女性が指揮するのは初。ゲストには、デビュー50周年を迎えた、日本を代表するヴァイオリニストの大谷康子、「エリザベート王妃国際コンクール」第5位を受賞した国際的ピアニストの亀井聖矢、そしてチェロは「プラハの春国際音楽コンクール」で、アジア人初の優勝を果たした水野優也。日本で最も古い歴史と伝統を誇る、オーチャードホール・フランチャイズオーケストラの東京フィルハーモニー交響楽団による演奏で届ける。
【コメント】
■稲垣吾郎(司会)
歴史ある番組にお声がけいただき、クラシック好きとして本当に光栄に思います。年越しの瞬間をお客さまと迎えられるという、希少な経験に、今からワクワクが止まりません。劇場でも、テレビでも、映画館のライブビューイングでも、素敵なひとときを一緒に作り上げましょう。
■沖澤のどか(指揮)
今年のカウントダウンを飾るのは、モーリス・ラヴェル作曲の「ボレロ」です。約15分間、息つく暇もなく続く初めのリズムから、クライマックスの終焉まで、壮大な大編成で演奏されます。聴衆をそのリズムで支配し、まさに時間を忘れて音楽に没頭させるこの楽曲は、ジルベスターにふさわしい興奮に満ちています。曲が進むにつれて、各楽器の魅力が最大限に引き出され、ラヴェルならではの革新的な管弦楽法による音色や色彩の変化を楽しむことができます。東急ジルベスターコンサートでしか味わえない、この感動と興奮の瞬間を、皆さまと一体となって構築できることを心から願っております。
■大谷康子(ヴァイオリン)
デビュー以来50年間、『皆さまに音楽で幸せを届ける』ことを信条に音楽活動を続けてまいりました。節目となる2025 年にジルベスターコンサートに出演でき、とてもうれしく思います。
ジルベスターをご覧になるすべてのお客さまに、『音楽っていいな』と心から感じていただけたら幸いです。作曲家が残したすばらしい音楽を分かち合い、幸せな年越しを、皆さまとご一緒に迎えられることを心より楽しみにしております。
■亀井聖矢(ピアノ)
長年憧れ続けてきたジルベスターの舞台に立てることを、心からうれしく思っています。今回演奏する「サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番 第3楽章」は、この特別な日にふさわしい、喜びに満ちあふれた楽曲です。生放送ならではの特別な空気感と、会場の熱気を帯びた音楽を、ぜひ皆さまに全身で体感していただきたいです。一年の締めくくりに、お祭りのような素敵なコンサートで年越しを共に過ごしましょう!
■水野優也(チェロ)
ジルベスターコンサートに奏者として出演できることに、今も驚きと興奮で胸がいっぱいです。この特別な機会に、私の演奏を通して、多くの方がチェロという楽器の魅力に出会い、もっと知るきっかけになってくださったら、これ以上の喜びはありません。皆さまが音楽を通してこの一年を振り返り、新たな年が良いものになるよう、心から楽しんでいただけることを願っております。