映画『港のひかり』(11月14日公開) (C)2025「港のひかり」製作委員会
俳優の舘ひろしが7年ぶりに単独主演を務めた映画『港のひかり』(11月14日公開)より、「僕とおじさん編」「知らない背中編」「12年の物語編」と題した3種類のショートPVが解禁された。
【動画】映画『港のひかり』3種のショートPV
本作は、北陸の港町を舞台に、過去を背負う元ヤクザと、光を失った少年との年の差を超えた友情を描いた感動作。主人公の“おじさん”三浦を舘、不慮の事故で両親を亡くした盲目の少年・幸太を歌舞伎界の新星・尾上眞秀、成長した青年・幸太を眞栄田郷敦が演じる。監督・脚本を藤井道人が務め、キャメラマンの木村大作と初タッグを組んだ映像美にも注目が集まっている。
「僕とおじさん編」では、港町で出会った三浦と幸太が、何気ない時間をともにしていく中で心を通わせていく様子を描写。目の見えない幸太が「海が見たい」と願うシーンや、幸太のために自らを犠牲にする三浦の姿が胸を打つ。
「知らない背中編」では、河村組の組長・石崎(椎名桔平)が「その正義感が原因で親父から追い出されたんだから、皮肉なもんだよな」と吐き捨てる場面から、三浦の内に秘めた孤独や矜持がにじむ。先代の組長・河村(宇崎竜童)の言葉を胸に愚直に生き抜こうとする三浦の姿が印象的だ。
「12年の物語編」では、不遇の事故により両親、視力を失いひとりぼっちで生きる少年・幸太にフォーカス。三浦との出会いが彼の世界に光をもたらし、やがて刑事となった幸太(眞栄田)が隠された真実にたどり着く姿が感動的に映し出される。
また、本作の特別番組「映画『港のひかり』公開記念スペシャル」が、10月26日以降、全国29局で放送される。初出しのメイキング映像やキャストのコメントを交え、藤井監督と木村大作の“奇跡のフィルム”づくりの舞台裏を紹介する30分番組となっている。