『2025 &TEAM CONCERT TOUR 'AWAKEN THE BLOODLINE' ENCORE in JAPAN』より&TEAM(Beat the odds)(C)YX LABELS
9人組グローバルグループ・&TEAMが26日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)で『2025 &TEAM CONCERT TOUR 'AWAKEN THE BLOODLINE' ENCORE in JAPAN』最終公演を開催。アジア10都市で約16万人を動員した、自身初のアジアツアーが幕を閉じた。
【ライブ写真】ソロカットも!それぞれの輝きを放つ&TEAMメンバー
ペンライトで赤く染まる会場に、&TEAMのアイデンティティでもある狼の吠える声が響き渡ると、9人は月食を模した舞台装置から登場し、大歓声に包まれた。1曲目の「Go in Blind(月狼)」では、目を隠した状態でも寸分の狂いなく踊りきる刀群舞を披露。&TEAMの強い絆と圧倒的な表現力で、冒頭から観客をその世界観へと引き込んだ。
「Scent of you(Dance Break ver.)」では、ダンサーを引き連れて壮観なダンスブレイクを披露。立体的で精密なフォーメーションダンスはまさに&TEAMの真骨頂で、客席からは歓声と拍手、そして「すごい…」という感嘆の声も漏れた。
勢いそのままに、EJが「きょう、ラスト、盛り上げていきましょう!」と呼びかけると、LUNE(ファンネーム※E=アキュート・アクセント付き)も歓声で応じ、メンバーも笑顔を見せた。「Dropkick」では、飛んできたナイトボールをMAKIがキャッチしてスタート。青春感あふれるパフォーマンスを届けた。ツアーを通じてキャッチ成功率100%を誇っていたMAKIだったが、この日は緊張のあまり惜しくも満足のいく出来ではなかったよう。それでもMC中に2度のリベンジに挑み、見事成功させて会場を沸かせた。
このほか、「Magic Hour」「チンチャおかしい」ではトロッコに乗ってLUNEの近くまで移動し、LUNEと一緒に盛り上がる時間を満喫。「チンチャおかしい」チャレンジなど、LUNEと楽しむ演出もふんだんに盛り込まれた。「Deer Hunter」では、スタイルの良さが際立つブラックスーツ姿で、妖艶かつ美しいパフォーマンスを披露。「Big好き(suki)」では、ハットやスティックを使ったレトロな演出とLUNEの掛け声が一体となり、&TEAMならではのステージが完成した。
アンコールでは、Kが「最高の思い出が作れました。9人の力だけではなく、LUNE、スタッフの皆さんのおかげです」と感謝を伝える場面も。さらに「有言実行の星を持っている」というKは「来年の目標はドームで会いましょう!叶うように僕も頑張ります」と力強く誓った。
また、&TEAMは今月28日に韓国1stミニアルバム『Back to Life』をリリースし、韓国デビューを果たす。デビューを目前に控え、TAKIは「(韓国の音楽番組で)絶対に1位を獲って、LUNEの誇りになって帰ってきたい」、EJは「爪痕残してきます」とそれぞれ意気込みを語った。さらに、HARUAは「韓国デビューをして無事に帰ってきて、もっともっと大きい会場でライブがしたいし、いろんな景色にLUNEの皆さんを連れて行きたいなと思います」と話し、「もっとすばらしい景色を、最高の景色を見せますので、韓国デビューを応援してくれたらなと思います」と呼びかけた。
鳴りやまないアンコールに応え、&TEAMは全29曲を披露。別れを惜しみながら、アジア10都市(愛知、東京、バンコク、福岡、ソウル、ジャカルタ、台北、兵庫、香港、埼玉=開催順)で約16万人を魅了したツアーの幕を閉じた。
&TEAMは、オーディション番組『&AUDITION - The Howling -』を経て2022年12月にDebut EP『First Howling:ME』でデビューしたEJ、FUMA、K、NICHOLAS、YUMA、JO、HARUA、TAKI、MAKIによる9人組グループ。BTSら世界的アーティストを擁するHYBE MUSIC GROUPのレーベル「YX LABELS」に所属している。