生産終了が発表されたトヨタ『スープラ』
トヨタ自動車は24日、公式サイトで、スポーツカー『スープラ』を2026年3月に生産終了することを発表した。
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同社は、『スープラ 生産終了のお知らせ』と題して「スープラについて、2026年3月をもって生産を終了いたします。たくさんのお客様にご愛顧いただき、誠にありがとうございました」と報告。
「購入をご検討中だったお客様におかれましては、生産終了のお知らせとなり、大変申し訳ございません」と詫び、「代替の車種などについては、お近くの販売店にお問い合わせください」と呼びかけた。
『スープラ』は、もともと日本で『セリカXX』として発売されていた車の北米での名称。1986年、同車の3代目モデルから名称が統一された。2002年、4代目モデルで一度生産終了。だがマスタードライバーのモリゾウこと豊田章男会長の強い想いがあり、BMWと共同開発し、現行モデルが19年5月に発売を開始。スポーツカーの“大名跡”が17年ぶりに復活とあって大きな話題になった。25年3月には同車の特別仕様車「A90 Final Edition」が発売されていた。