『ONE PIECE』のキービジュアル (C)尾田栄一郎/集英社 (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
テレビアニメ『ONE PIECE』(ワンピース)が、現在放送中のエッグヘッド編を12月末で終了させ、今年は本編33話+特別編5話で放送することが発表された。さらに2026年1月~3月は充電期間となり、2025年の放送回数は38話だったが、2026年から放送回数が減り年間最大26話の放送となる。理由について東映アニメーションは「今後は『ONE PIECE』世界の核心に入っていくための体制強化と物語を濃縮してお届けするため」と伝えた。
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2026年は原作1話分をアニメ1話で楽しめるように、年間最大26話放送となり、1月〜3月を充電期間として、4月からエルバフ編を放送していく。
今回の放送対応について制作の東映アニメーションは「今後は『ONE PIECE』世界の核心に入っていくための体制強化と物語を濃縮してお届けするために、”原作1話分をアニメ1話分として放送”することを念頭においた制作方針に挑戦し、2026年は年間最大26話を放送する」と説明した。
『ONE PIECE』は、1997年7月22日より『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした同名漫画が原作で、伝説の海賊王・ゴール・D・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”をめぐる海洋冒険ロマン。悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べゴム人間となり、体がゴムのように伸びる特殊な能力を持った主人公の少年モンキー・D・ルフィが、仲間を集め海賊「麦わらの一味」を結成し、海賊王を目指す壮大なストーリー。
コミックスの全世界累計発行部数は5億1000万部を突破している人気作で、テレビアニメが1999年より放送中。2022年に公開された劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』は国内興行収入203.4億円を突破するなど社会現象化し、2023年にはNetflixで実写ドラマ化された。