 
            黒田有彩 (C)ORICON NewS inc.
         
         タレントの黒田有彩が29日、自身のインスタグラムを更新。38歳の誕生日を報告するとともに、ウェディングドレス姿の写真を添え、母への“親孝行”を報告した。
【写真】母へ最後の親孝行…ウェディングドレス姿を披露した黒田有彩
 黒田は「38歳になりました」と書き出し、「半年前、母から『ウエディングドレス姿を見たい』と言われました。ショートカットよりももう少し髪を伸ばした方が母は好きかなと思い、髪をアレンジできる長さまで待ちました。撮影を終え、データが届いたあと、緩和ケアに入っていた母に写真を送りました。既読にはなったけれど、その後の返信はありませんでした。それが、母との最後のLINEになりました」と報告。
 「病院で再び会ったときにはもう言葉を交わすことはできなかったけれど、あの写真が、少しでも母の心に届いていたらいいなと思います。結婚はしていないけれど、“ソロウエディング”という形で今の自分を大切に残せたこと、そして、母の願いを叶えられたことに感謝の気持ちでいっぱいです」と思いをつづり、自身のウェディングドレスと着物姿の計9枚の写真をアップした。
 この投稿にファンからは「めちゃくちゃ綺麗です お母様も喜んでいらっしゃったと思います」「自分も子の親として思います、きっとお気持ちは届いています」「誕生日おめでとうございます。何だか泣けてしまいますがお母さんにもきっと届いたと願ってやみません」「とても想いの詰まった素敵なお写真ですね」「自分も母親を亡くしているのでいろいろ後悔はあります 有彩さんもがんばってください」「母への優しい想いが感じられる素敵な写真だね これからも共にいる母との思い出を胸に活躍してもらえる事を願ってます」「凄く綺麗です。お母さんも見れて嬉しかったはずですよ」など、さまざまな声が寄せられている。
 黒田は1987年10月29日生まれ。兵庫県出身。お茶の水女子大学理学部物理学科卒の“リケ女”としても知られる。中学時代、作文コンクールで入賞しNASAを訪問したことをきっかけに宇宙の虜となり、宇宙飛行士の試験に必要となる専門分野での“実務経験”を「タレントとして宇宙の魅力を発信すること」と定め、JAXA宇宙飛行士試験の受験を目指している。2017年4月には国立研究開発法人審議会 宇宙航空研究開発機構部会 臨時委員に就任した。